まぁAV関連なのだが、いわゆるコスプレの取材をしてきた。
コスチューム・プレイは和製英語、しかし世界でも「そこそこ」通用する単語らしい。
AV特殊用語の「ぶっかけ」も「bukkake」で通じるし、すげぇなジャパニーズなサブカルって! と思う。
これほど異色で、これほどハッピーな現場は見たことがなかった―そんな感想を抱くほど、コスプレAVの撮影現場は「楽しげ」だった。
ほんとうは「そのノリ」についていかねばならぬのだが、ちょっと遅れを取る自分。
やばいよやばいよ、なに恥ずかしがってんだと。引いているんだと。
演っているほうは、そりゃ楽しかろう。
モノマネとはちがう、そのキャラクターに同化するという感覚。
凝りに凝ったものもあれば、素材の安っぽさを際立たせ、敢えてパロディに仕立てるものもある。
で、主演の女の子にインタビュー。
「これ監督の指示じゃなくて、あなたの企画なんだって?」
「男のひとの指示だと、どうせラムちゃんとか、『けいおん!』の子たちの格好とかさせられるでしょ? 女の子がやってみたいコスプレってそういうんじゃなく、きょうのあたしみたいなやつだと思う」
「なるほど。ふだんからコスプレを?」
「したいけど、お金かかるし」
「うんうん」
「撮影で着れば、費用は出してくれるし、なおかつ、お金ももらえるんだから」
「どう? ほかのキャラクターに成りきるって、気持ちがいい?」
「コスプレ、やったことないですか?」
「(笑う)その趣味は、ないかなぁ」
「映画、好きなんですよね」
「あれ、自分のこと覚えていてくれたんだ」
「忘れないですよ、目立つもん(笑う)」
「(笑う)そうなん?」
「好きな映画のキャラを、そっくりとまではいかなくても、なんとなく髪型とか、ファッションとか真似してみたこと、ないですか」
「・・・・・」
そういえば、あったじゃないかと。
トラビスである。
モヒカンにした。
МA―1を着た。
その格好で新宿をひとりで歩いた。
「・・・あぁ、やってるやってる」
「でしょう? みんな、そういうもんですよ」
「そうだね」
「それを徹底してやれば、もう立派なコスプレイヤーです」
というわけで。
トラビス以外でやってみたいキャラクターのコスプレを3つ挙げてみよう。
(1)久蔵…『七人の侍』(54)
宮口精二ね。
だって、かっけー! じゃん。
(2)ランバ・ラル…『機動戦士ガンダム』(79~80)
グフの乗り手。
このアニメで、最も好きなキャラクター。
(3)浮浪者チャーリー
しかし。
あの格好は出来ても、あの歩きかたは出来ないと思う。
では次に、女子にやってもらいたいコスプレを。
こっちはひじょーに、分かり易いと思う。
(1)キキ…『魔女の宅急便』(89…トップ画像)
白い肌に黒のワンピース、これ最強。
リボンはあってもなくても、いいかな。
(2)リー・ルー…『フィフス・エレメント』(97)
ゴルチエがデザインした、あの卑猥な衣装。
あんな格好、ミラ・ジョヴォヴィッチ以外に誰が似合うというんだい?
(3)バーバレラ…『バーバレラ』(68)
あの格好をしてくれるのであれば、大抵のことには逆らわない。
※コスプレがキーワードになった日本映画の佳作、『ふがいない僕は空を見た』
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『カンヌだ、わっしょい。』
コスチューム・プレイは和製英語、しかし世界でも「そこそこ」通用する単語らしい。
AV特殊用語の「ぶっかけ」も「bukkake」で通じるし、すげぇなジャパニーズなサブカルって! と思う。
これほど異色で、これほどハッピーな現場は見たことがなかった―そんな感想を抱くほど、コスプレAVの撮影現場は「楽しげ」だった。
ほんとうは「そのノリ」についていかねばならぬのだが、ちょっと遅れを取る自分。
やばいよやばいよ、なに恥ずかしがってんだと。引いているんだと。
演っているほうは、そりゃ楽しかろう。
モノマネとはちがう、そのキャラクターに同化するという感覚。
凝りに凝ったものもあれば、素材の安っぽさを際立たせ、敢えてパロディに仕立てるものもある。
で、主演の女の子にインタビュー。
「これ監督の指示じゃなくて、あなたの企画なんだって?」
「男のひとの指示だと、どうせラムちゃんとか、『けいおん!』の子たちの格好とかさせられるでしょ? 女の子がやってみたいコスプレってそういうんじゃなく、きょうのあたしみたいなやつだと思う」
「なるほど。ふだんからコスプレを?」
「したいけど、お金かかるし」
「うんうん」
「撮影で着れば、費用は出してくれるし、なおかつ、お金ももらえるんだから」
「どう? ほかのキャラクターに成りきるって、気持ちがいい?」
「コスプレ、やったことないですか?」
「(笑う)その趣味は、ないかなぁ」
「映画、好きなんですよね」
「あれ、自分のこと覚えていてくれたんだ」
「忘れないですよ、目立つもん(笑う)」
「(笑う)そうなん?」
「好きな映画のキャラを、そっくりとまではいかなくても、なんとなく髪型とか、ファッションとか真似してみたこと、ないですか」
「・・・・・」
そういえば、あったじゃないかと。
トラビスである。
モヒカンにした。
МA―1を着た。
その格好で新宿をひとりで歩いた。
「・・・あぁ、やってるやってる」
「でしょう? みんな、そういうもんですよ」
「そうだね」
「それを徹底してやれば、もう立派なコスプレイヤーです」
というわけで。
トラビス以外でやってみたいキャラクターのコスプレを3つ挙げてみよう。
(1)久蔵…『七人の侍』(54)
宮口精二ね。
だって、かっけー! じゃん。
(2)ランバ・ラル…『機動戦士ガンダム』(79~80)
グフの乗り手。
このアニメで、最も好きなキャラクター。
(3)浮浪者チャーリー
しかし。
あの格好は出来ても、あの歩きかたは出来ないと思う。
では次に、女子にやってもらいたいコスプレを。
こっちはひじょーに、分かり易いと思う。
(1)キキ…『魔女の宅急便』(89…トップ画像)
白い肌に黒のワンピース、これ最強。
リボンはあってもなくても、いいかな。
(2)リー・ルー…『フィフス・エレメント』(97)
ゴルチエがデザインした、あの卑猥な衣装。
あんな格好、ミラ・ジョヴォヴィッチ以外に誰が似合うというんだい?
(3)バーバレラ…『バーバレラ』(68)
あの格好をしてくれるのであれば、大抵のことには逆らわない。
※コスプレがキーワードになった日本映画の佳作、『ふがいない僕は空を見た』
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『カンヌだ、わっしょい。』
今みたく派手じゃなくて ちっちゃな集まりの頃
ごく ささやかに
ウィッグも何色も持ってるし衣装飽きると秋葉で
売って新しいの買うそうです。
絶滅したツッパリあれもコスプレかな?