maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



最初は、メディアを批判するきっかけは、国家破産リスクを何故に報道しないかと、
思った事からでしたが、そのうち、政治的、外交的な話になり、
今は原発の報道に行きつきました。

感じたことは、

この国の報道は、中国や北朝鮮の事を悪く言えないという事。

メディアは、これらの国の批判はしてきました・・・

メディアは真実を報じてないとか、
情報が国家にコントロールされてるとか、
政治は腐敗しているとか、
自由な報道ができないとか、
国民は可哀そうだとか、
・・・・・

ギョーザの事や、核実験など、これみよがしに批判してきた。
オリンピックでも、緑に壁を塗っているとか、面白がって報道してた。

(いっとくけど、だからって中国や北朝鮮がいいとは、思わない。当たり前だ。
あの国々の態度は改めてもらいたい。)

でも、翻ってどうでしょうね。


こんなニュースがあります。

記者会見、25日から一本化=東電、保安院など-福島第1原発事故
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011042300256

<記事引用開始>
参加の可否は保安院が審査するといい、批判の声が出そうだ。
 保安院の西山英彦審議官は参加記者に条件を付ける理由について、「メディアにふさわしい方に聞いていただきたいと考えている」と説明した。
<引用終了>

おいおい、記者会見は、メディアにふさわしい方に聞いていただきたい・・・

なめてるでしょ。
これ。

こいつら保安員は、税金で生活してるのに、国民の為に仕事せず、保身の為に仕事してる。
なのに言うに事欠いて、何を言ってる?
要は、記者クラブ制度と同じですね。
批判たらたらのメディアやフリーランス記者は入れてあげないという事だ。

どんなメディアが行くか、わかりきっている・・・
新聞・テレビの大メディアでしょう。彼らは、記者会見の情報を右から左に流すだけ。

まさしく、大本営発表。
(政治と金のときも同じ構図ですね。)

きっと、安全ですって保安員が言えば、ニュースでは、安全ですって言うんですよ。

なめてるでしょ、これ。


でも、これをご覧あれ。

何度か取り上げた、武田邦彦 (中部大学)教授のサイトから・・・
外人は来ない保安院・東電の会見
http://takedanet.com/2011/04/post_3a50.html

海外メディアは、あほらしくて、お前らの会見に割く時間はもったいないとさ。
行っても嘘を教えられるんじゃ、仕事にならない。
そう思っているという事です。つまり、ありがたがって出かけていく日本のメディアは、
仕事してないってことか?
しかし、誰も来ないのに記者会見の形だけはやる・・・まさに官僚のお手本。
そのうち、批判的なメディアやフリーのジャーナリストは、
痴漢で逮捕されたりして・・・

日本のメディアにそこまでの勇気も気概もない。
かれら公務員・官僚と同じ。
おまけに、原発政策を見直していきましょうと、メディアから聞こえてこない。
全部のメディアとは言わないけど、一つくらいあってもいいはず。民放がダメなら、NHKがある。
でも言わない。


こんなのが、天下りを撲滅しようなんて、本気で批判できようはずもない。
日本はどうなっていくんだろうか。
正直、自分の会社も景気悪いんですが、それ以上に日本が堕ちていくのがわかる。
実感として、わかる。ここ数年がとくに酷い。
日本がよくなってくれなきゃ、困る・・・だから本気で怒る。

東電が賠償する莫大な金額・・・足りない分は税金でしょ。
われわれがツケを払うの、実感してる人はどんだけいるのかわからないけど、
さらに、増税ありきの議論でしょ。こいつらのリストラが先じゃない?

だって、景気悪いとこに、さらに追い打ち喰らって、みんなヒイヒイ言ってるんですよ。
一次的な被害を受けた農業・酪農・漁業の方たちもそうですが、
震災や原発に直接関係なくても、リストラされたり、給料下がったりしてる人も、沢山いるんですよ。
観光業なんかそうでしょう。

保安員の人達も、表に出てこない経産省の人たちも、
このまま我慢して定年すれば、いい退職金もらえますね。年金も一般より高いですね。
東電がやっと給料カット。ふつうの企業なら、こんなもんじゃすまない。
おかしくないですか?

星飛雄馬の親父だったら、怒ってちゃぶ台100回くらいひっくり返してますよ!

こんな恥ずかしい国になってしまって、悲しい。

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