僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

ご近所の声

2017年07月16日 | 介護

 

 

 

 

 

道を挟んでお向かいさんの家でも

デイサービスに通うお年寄りがいる

マイム家と5分差くらいでお迎えの車が来るのだ

 

顔を合わせればご挨拶するくらいのお付き合いしかないが

みんな年寄りを抱えて大変なんだなぁと思う

 

 

昨日の朝、お迎えが来る前に怒鳴り合う声が聞こえてきた

「お前がとったな!」

「あたしはそんなものとったりしないよー!」

 

・・・・・

 

マイム家での攻防もこうしてご近所に響き渡っているんだろうな

 

ちなみに昨日の夜の戦いは

「何でも忘れちゃうんだから、書いてあることちゃんとよんでね」

「忘れたりしないよ、いつ何を忘れたんだい」

「だから、ここに書いたでしょ、それも忘れちゃったんでしょ」

「どうせあたしは馬鹿ですよ」

「だからさ、馬鹿だって言ってないでしょ、忘れちゃったら教えてあげるから」

「まったく人を馬鹿だ馬鹿だっていつも馬鹿にして」

「馬鹿だって一言もいってねぇだろが」

「あぁぁあもう死んだ方がいいんだ」

「そうだね」

「じゃぁ早いとこ殺してくれ」

「オレはそんなことできないでしょ、刑務所行かなきゃならないし」

「unreasonable…」

 

 

明日の朝になればけろっと忘れているのだが

こうして毎日の感情だけは積み重なっていく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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