柿の木の葉っぱが白くなっていた
さかま~っ、いや まさかこれは…
アイツなのか
注意してめくってみると
やっぱりな
コイツはマイムが大嫌いな(好きな人はいないと思うが)
イラガ(毒蛾)の幼虫なのだ
まだ幼い内は葉っぱ全部を食べられないので
表面だけ削り取って食べる
だから葉っぱが白く枯れたようになるのだ
ある程度大きくなるまでは
本当に(ここだけは感心するのだが)統率の取れた行動をする
全員が固まって休み、並んで移動し、食事も揃ってする
ある程度大きくなると葉っぱの端からきちんと並んで食べる
一人前になると(成虫は蛾なので一人前ではないが)
それぞれが別々の枝へと分かれて行動する
こいつらにも脳があるのだろうが
全くうまくできている
しかし、感心している場合ではない
コイツに触れると大人でも泣くほど痛い
こすったりすると毒針(全身に付いている)が皮膚の奥に入り込んで
いつまでも腫れるのだ
早期発見、駆除に限るヨ
垣根になっているレッドロビンにもよくいるよ…