僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

何だかとってもヤなカンジ

2019年06月06日 | ウォッチング

 

 

 

 

 

公共施設のロビーでの出来事です

 

数日前、ここに良く来るホームレスの人が

新聞を読んでいた

 

それを見つけた、年の頃は50過ぎたくらいの男が

つかつかとそばに寄っていって

くんくん臭いを嗅ぐように顔を近づけると

 

「あんたさ、ここの椅子一生懸命拭く人がいるんだよ、分かってるの」

と嫌みを言う

 

ホームレスはじろっと見ただけで無視

男は

「えー、どうなんだよ」

としつこくなじる

 

手を上げるようならマイムも出張ろうかなと思い始めたが

そこまではいかなかった

自分で拭いてるわけでもないし、大体座ったくらいでそんなに汚れないだろう

 

 

そして今日、またその男に出くわした

矢印のところに座っている

 

このテレビは観たい人が好きにチャンネルを変えられるものだ

大体いつもの時間にお年寄りがひとりやってきて時代劇を観る

沢山の人がいても(みんな知ってるから)

お年寄りが「チャンネル変えてもいい?」と聞けば

みんな、いいよいいよと応える

 

みんなそんなに(今写ってるその番組が)観たいわけでも無く

何となく観てるだけだからだ

 

ところが、その男は「ダメだよ」と応えた

その場にいた人達はみんなシラ~っとした感じになった

お年寄りが「これ観てるの?」と念押しすると

「あー、観てる」

 

マイムは少し前からその場にいたから

その男がわざわざその番組が観たくて観ているのでは無いことを知っていた

 

ホントのことは分からないよ、男は純粋に観たかったのかも知れないし

お年寄りがいつも時代劇を観に来る時間を知ってる事も無いのかも知れない

でもさ、何だかすごく意地悪みたいだね

 

男はお年寄りがあきらめて立ち去るまでずっと

(マイムに言わせれば)

観てる振りをしていた

 

こいつ何なの!

明日から雨が降り出すらしい。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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