僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

ひとり居酒屋…流血のイタリアン

2021年03月13日 | ひとり居酒屋





マフィアの抗争によって利き手を負傷したマイムは
敵を始末した後、恋人のソフィアに電話をかけた

ごめん、レストランには行かれなくなった
せっかくのバースディなのにすまない
よかったら家にきてくれないか

どうしたの急に、何かあったの?

心配する声に、大丈夫だもう終わった
と応え電話を切った


多分、約束の時間を待たずにすぐに来るだろう
ソフィアはそうゆう女だ

お洒落な準備はできないが
2人だけの時間が引きつった気持ちをほぐしてくれるだろう

襲われた時やりかけだったズッキーニを切り分け
リンゴと一緒にレモン汁で炒める


甘酸っぱいリンゴはスパークリングワインに合うのだが
あいにく数年前に誰から頂いたのか不明のワインしか手元にない
赤ワインでも室温ではなく冷やして飲むのが好きだ



ジャガイモの薄切りとチーズのガレット風卵焼きに焦げ目が付いた頃
ウィンウォーンっとドアチャイムが鳴る

いいタイミングだ

モニターには心配顔のソフィアが映っている…




なぁんて妄想しながらやりました




ズッキーニなんてまんず買わない野菜だけど
キューリと違って火を入れると
おいしい洋風になるから不思議だ


赤ワインは渋いだけで
どこが美味しいのが全く分からないマイムなのでR。。





















コメント (4)
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