夜でも昼でも人がいても
ひたすら激しく鳴いていた鈴虫たちも
すこしトーンを落とし始めている気がする
家の鈴虫は秋の夜長にはもう鳴かなくなる
試しに入れてみたゴーヤーを食べてくれることが分かったので
ことしはナスを分けてやることが少なかった
これは経済的にとっても助かった
ナスは冷蔵庫に入れておくと冷たく堅くなっちゃうし
出しっ放しにしておくと数日後には
黒い種だらけになってしまうから
昨年は直売所に週一で買いに行っていたのだ
雌は益々大きくなり
背中の羽根はもはや飾りでしかないくらい小さく見える
お尻の産卵管を見ると
毎日テレビで見せられるワクチン接種を連想してしまう
先端恐怖症だな…
未だに大きくなりきれない雌達は
陰に集まって何やら会議をしている
アイツだけのさばらしておいていいのか、とか
雄が元気ないから結局アタシ達の青春が終わっちゃうのよね、とか
確かにその通りで
隅の方でひっそりと骸になっている雄の姿を見つける度に
哀愁を感じるマイムなのでR。。