夏の初め、テレビの天気予報は
今年は10月まで暑い日がつづくでしょうと言っていたが
もうすっかり秋の空になっている
気持ちの良い風が吹いてススキの穂をゆらす
昨日まで雨だったので
ぬかるんだ道は止めておいた方が良さそうだ
清々しい空気を吸ってしばらく歩くと
突然視界が開ける
ここは展望所なのだが回りの木々が生長しすぎて
全く展望できなくなっている
丘を降りると、作られた渓流の広場がある
ふと足下に目をやると
スズメバチが落ちた栗をむさぼり食っていた
こんなものも食べるのか!?
あぶなく踏みつけるところだった…
風が吹くと、どんぐりがパラパラと降ってきて小径を転がる
池に落ちるとボチョボチョッと音がして
見ると波紋が無数に広がっていく
いつものコースを戻る途中、栃の木にご挨拶すると
まだ誰にも見つかっていない木の実を発見
根元にはまだまだ沢山落ちていた
食べるわけではないのだが
何となく拾い集めたくなってしまう実なのでR。。