僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

曜変(ようへん)

2021年10月17日 | その辺の木や花です




天目茶碗が、なんでも鑑定団で うん千万円の値段をつけたのは
数年前のこと
世界に3つしか残っていない曜変天目の4番目が見つかったと
大騒ぎした結果、結局中国製のお土産だったらしいってことになった


まぁまぁ大騒ぎしなさんな
この時期になれば誰だって見られるものだから…





毎年寒くなると降ってくる柿の葉っぱは
国宝には及ばないが、ずいぶんと美しいものだ

 


雨の雫をそっと拭き取ると
曜変した斑点がそれぞれの葉っぱに現れる



ドラえもんは 柿右衛門は陶器に着色する独特の赤を作り出すのに何年もかかった
曜変天目は未だに作り出せずにいる(って事にしているらしい)

葉っぱが曜変したっていいじゃないか
作ろうと思って作るんじゃない
自然が作り出す芸術だ(と思って見ればね)



だってきれいなんだもん



毎年、押し葉にして取っておきたいと思うのですが
葉っぱは乾燥してくると只の茶色い枯れ葉に朽ちてしまうのです




何千年も残っているものがあれば
数日で消えてしまう芸術もあるのです。。





















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