リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

初めての在外選挙

2007-07-20 08:37:56 | チェコ共和国
ドブリーデン!

今週月曜日の送別ランチの後、初めての「在外選挙」に行ってきました。
場所はレストランからカレル橋を渡ってすぐ近くにある日本国大使館です。

閉ざされた大きな扉の前に行くとガードマンがチェコ語で何か話しかけてきましたがぜんぜんわかりません。
たぶん選挙に来たのかと聞いているのだと思い適当にうなずくと扉を開けてくれました。
中に入るとまたガードマン。同じ事を聞かれましたが今度は適当にうなずくわけにもいかず「選挙のために来ました」と言うと「エレクション?(選挙)OK」と英語での返事。(なんだ、英語わかるじゃ~んと思う)無線で連絡するとアルバイトの女性が迎えに来てくれました。

10mくらい奥の小さな部屋に通されると8人のアルバイトの人たちがきちんと座っていて一斉に私に視線を向けます。部屋の中はシーン。一瞬面接試験を受けに来たのかと錯覚しそうでした。

「入って右側の席にお座りください」(投票に来たのに座るの?と驚き)座って選挙人登録カードと身分の確認、選挙をするための手続きや説明を受け選挙区の選管宛の封筒に記入したりとかなり面倒です。

おまけにその日は39℃。時間は午後3時。一番暑い時です。汗がポタポタと流れ落ちます。部屋にはクーラーなんてありません。(大使室にもないそうです)

隣に移って確認、説明、投票用紙をもらって記入後それを封筒に入れ係りに渡します。
また隣に移り今度は出発前に住んでいた東京都の比例です。確認、説明、用紙をもらって記入後また封筒に入れ係りに渡し、審査官のような人がおもむろにその2つの封筒を最初に記入した大きな封筒に入れて終わりです。

2~3分で終わると思っていたのに10分くらいかかりました。
記入台も狭く衝立に当たるとぐらぐらと台がゆれその度に「すいません!」と小声でつぶやき(それでも聞こえるくらい狭い)汗もポタポタ落ちて最悪でした。
正直もう行きたくない!と思いました。(でもまた行くでしょうが)

今日は何人くらい来たのか聞くと私は6人目だったそうです。
ちょっと税金の無駄使いじゃないの~と思いましたがまだこの制度は始まったばかりでこれからいろいろ反省しながら変えて行くそうです。
こう言う問題定義をするためにもやはり行って良かったのかなと思いたいです。

今日も暑かったです。このところ連日30℃以上あります。ではまた。