リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

一人旅(ハラホリン) 2日目(その1)

2010-10-12 01:11:45 | 旅行
サェンバェノー!

前日部屋(ゲル)に入ったら寝る時の説明がありました。
朝は寒くなるので毛布と毛布の間に寝袋を入れその中で寝るようにと。
寝袋は持参してきました。
でも前日は気温が30℃もあったので「まさか~そんな~」と笑って返事をしていたのですが運転手も真顔でマフラーも枕元に置いていた方が良いと言うのです。
現地の人の言うことは聞いておこうと枕元にマフラーと懐中電灯を置いてベットに入りました。

そしてこの日は早朝5時ごろ寒くて目が覚めました。
外はすでに明るく小鳥もさえずっています。
ストーブとマキも用意されていましたが寒くてベットから出ることができません。
マフラーをしっかり首や肩に覆って8時までウトウトしていました。(現地の人の言うことは聞いておくべきと痛感)


8時起床、近くの川原を散歩。
小鳥の鳴き声と川のせせらぎ、遠くで人の笑い声がかすかに聞こえるだけ。
空気はひんやりしていますがとても美味しく、空も澄んでいて爽やか、気温も既に20℃まで上がっていて寒くはありません。
今日はずっとここに居てもいいなと思う程でした。







食堂のゲルで朝食。
朝はあまり食べられないから量は少しとだけ言って運転手にお任せしたら大好きなホーショルでした。

ホーショルは小ぶりのオムライスの大きさをした揚げ餃子のような物(中は羊の肉のミンチだけ)ですが、なんとこれが5枚もお皿に並べてありました。
それで1人前なのだそうです。
1枚でお腹いっぱいです。(写真を撮るのを忘れていました)





エルデニー・ゾーの全景。(前日の夕方撮影)
400m×400mの正方形で108個の塔と外壁で囲まれています。
境内にはモンゴル最古の仏教寺院もあります。
この境内にはチベット仏教の寺院が沢山建てられていて多くの僧侶が寝起きしていたそうです。
しかしモンゴル革命以降の1930年からソ連の政治的圧力で仏教は弾圧され多くの僧侶が殺害されたそうです。
このエルデニーゾーでも60棟あった寺院も18棟になり550人いた僧侶もほとんど殺害され残った64人の僧侶は全員還俗(げんぞく)し、エルデニーゾーは1938年閉鎖されました。
しかし1989年のソ連崩壊後モンゴルは民主化され現在のエルデニーゾーは昔のように寺院として使われ僧侶達も居住し修行しています。



16世紀後半から18世紀にかけて建てられた物が18棟現存しています。
インド仏教伝来の仏舎利塔や中国式寺院と同じ建物ですが中の装飾や色彩はモンゴルそのものです。










日本の門前町のように土産物店や食堂、カフェが並んでいます。
早朝(時間外)だったため客足はまだです。

臨機応変と言うかどうかわかりませんがまだ開門前だったのですが運転手が関係者のような人と何か話していたら中に入ってもいいと言うのです。チケットも買わずに中に入ったので写真を撮っていいものかどうか迷いました。(カメラは別料金となっているためです)






境内にあったしびれ草(正式な名前は忘れました)
この草に触ると高圧電流が流れたように体中がしびれるそうです。
でも命には別状はないそうですが。
出発前に日本人に注意をされていました。


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4 コメント

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気温の上下が (おせっちゃん)
2010-10-12 17:25:34
ずいぶんあるのですね。現地の方のいうことには従うべしでしたね。
宗教弾圧と言うのは、いずれの国にあってもむごいものですね。
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空が青い! (らくだ)
2010-10-13 02:43:59
写真からも空気の良さ、すがすがしさが伝わってくるようです。
遊びに行くのがますます楽しみになってきました!

しびれ草は触らなかったのですか?
とても気になる・・・


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おせっちゃんさん (リョウ)
2010-10-13 04:03:35
今回の旅行で昼と夜の気温の差をひしひしと感じました。
そして今は現地の人の言うことはオーバーだと思わないでちゃんと聞くようにしています。
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らくださん (リョウ)
2010-10-13 12:45:28
モンゴルは急速な発展で首都に人口が集中し空気は良くないほうですが郊外に出れば本当に空気は美味しいです。

しびれ草は勿論触りませんでしたよ。運転手に聞くとやはりしびれるようで危ないと言われました。でもその時は水をかければ大丈夫なのだそうです。
チュニジアに居る時一見ベルベットの生地ようなサボテンに夫と息子が触ったら、その小さなトゲが手のひら一杯に刺さって取れなくなったときがありました。
その時運転手が貴重な自分の飲み水を2人にかけてくれあっという間にトゲが水と一緒に流されて行ったことを思い出しました。
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