サェンバェノー!
モンゴルでは現地の人たちが一番いやな季節の春です。
最低気温はまだマイナスですが最高気温はプラスが表示されるようになりました。
春風と共に黄砂が舞い始めています。もうすぐ砂嵐の季節です。
さて今回の東日本大震災の影響で「急性ストレス障害」の患者が急増しているということを聞きました。
頭痛や吐き気、食欲がない、夜眠れない、なんとなく体がだるい、何もやる気がしない、いつも体が揺れているような感じ、などなどだそうです。
そして今回の大地震や津波を体験した人はもちろんこんな症状が出ても理解できるのですが全くその体験をしていない人にもこんな症状を訴えている人が多いそうです。
実は私もそんな症状が出た一人でした。
10日後くらいからです。
頭は痛くはないのですがなんとなく重い感じ、食欲はあるのに食べれない、夜眠れない、なんとなく体がだるい、何もしたくない、テレビを見ていて涙が出てくる、急に怒りっぽくなるなどです。
感情のコントロールがうまくできなくて夫に八つ当たりをしたこともあります。このときはなぜ八つ当たりをしたのかと自分でも不思議でした。
地震発生直後からず~とテレビの前から動けませんでした。
あの想像を絶する大津波も生中継で見ていました。
家や車だけではなく大型漁船までもがいとも簡単に流されていくのです。
まるでジオラマか映画でも見ているような、現実とは思えない光景でした。
でもそれが現実なのです。
上空のへりからの映像では走っている車に「早く早く、そっちはダメ危ない、Uターンして」などと心の中で叫んでいました。
大きな余震はまだまだ続いていました。
地震警報がなるたびに動きが止まり緊張し何も落ちては来ないのになぜか天井を見上げていました。
3月20日の日曜日、イギリスのBBC放送で今回の地震の特別放送すると言うので見ました。
そしてそのとき初めて目にした映像に衝撃を受けました。
福島原発の何号機かで最初に水素爆発が起きた瞬間の映像です。
11日の地震発生直後から毎日朝から夜中までほとんどテレビを見ていましたがこの映像は初めてでした。
我が家のテレビは「NHKワールド プレミアム」を受信しています。これはほぼ日本での番組と同じで日本語で放送されます。
BBCは「NHKワールド」の画像を使っていました。こちらは英語で放送されます。
主に日本人が見ている日本語放送はその爆発の時の映像がカットされているのです。繰り返し、繰り返し、何度も同じ映像を見ましたがこの10日間一度も爆発の瞬間の映像はありませんでした。
英語放送も日本語放送もその部分だけを除くと他の映像は全く同じなのです。
息子に電話で爆発のことを聞くと知っていました。他の放送局で見たのかもしれません。
私はこのときかなりのショックを受けました。
大きな余震はまだまだ続いているし、この先日本はどうなっていくのかと本当に心配でした。
こんな不安定な私を変えたのはテレビで「急性ストレス障害」の患者が急増していると知ってからです。
それは体験した人だけではなく遠く離れていて体験していなくても、テレビなどであの凄まじい光景を目の当たりにした人にも起こりうることで今回は「阪神淡路」のときよりも何倍も多くの患者が出ているとのことでした。
毎日悶々とした気持ちで過ごしていましたが私もこの患者の一人だと思ってからは少し気が楽になりました。時間と共に必ず良くなるとのことでした。
そんな時、昨年末から仲良くなった2才の女の子が最近ちょっと大変なので家に遊びに来てくれないかと言われました。
モンゴルの放送局でも当時は毎日日本の地震やツナミ、原発などのニュースが頻繁に放送されていました。
女の子はそれを見て指差しながら「マシン(車)、ヤポン(日本)、ツナミ」と言っていたそうですが私のことを心配して毎日泣きながら「エメー ヤポン ヨースノー?」(おばあちゃんは日本に行きましたか?)と何度も何度も聞くんだそうです。
今年になってからは2月の旧正月前は忙しいだろうからと遊びに行くのを控えていました。まだ1回しか行っていなかったのです。
勿論喜んで遊びに行きました。顔を見ると飛んできてエメーを連発し私にまとわりついていました。
その日から女の子は泣かなくなったそうでこの子も「急性ストレス障害」だったのかなと思いました。
急に孫の顔を見たくなり久しぶりにメッセンジャーにアクセスして孫の姿を見ました。
顔は少しお兄ちゃんぽくなり伝い歩きをするようになっていました。
う~ん 孫はやっぱり可愛いものです。
この時から私はすっかり元気になりました。もう大丈夫。リョウパワー全快です。
急なお知らせです。
九州に居る甥っ子の結婚式のため今月の27日(水)から10日間日本に帰ります。
4月には休暇で日本に帰れると言っていましたがそれがダメになったので今回は私だけです。
東京に滞在する時間が少ないので残念ながら今回はお会いできそうにありませんが夏の終わりごろ休暇が取れればいいなと思っています。
そのときお会いできればいいな~と思っています。
モンゴルでは現地の人たちが一番いやな季節の春です。
最低気温はまだマイナスですが最高気温はプラスが表示されるようになりました。
春風と共に黄砂が舞い始めています。もうすぐ砂嵐の季節です。
さて今回の東日本大震災の影響で「急性ストレス障害」の患者が急増しているということを聞きました。
頭痛や吐き気、食欲がない、夜眠れない、なんとなく体がだるい、何もやる気がしない、いつも体が揺れているような感じ、などなどだそうです。
そして今回の大地震や津波を体験した人はもちろんこんな症状が出ても理解できるのですが全くその体験をしていない人にもこんな症状を訴えている人が多いそうです。
実は私もそんな症状が出た一人でした。
10日後くらいからです。
頭は痛くはないのですがなんとなく重い感じ、食欲はあるのに食べれない、夜眠れない、なんとなく体がだるい、何もしたくない、テレビを見ていて涙が出てくる、急に怒りっぽくなるなどです。
感情のコントロールがうまくできなくて夫に八つ当たりをしたこともあります。このときはなぜ八つ当たりをしたのかと自分でも不思議でした。
地震発生直後からず~とテレビの前から動けませんでした。
あの想像を絶する大津波も生中継で見ていました。
家や車だけではなく大型漁船までもがいとも簡単に流されていくのです。
まるでジオラマか映画でも見ているような、現実とは思えない光景でした。
でもそれが現実なのです。
上空のへりからの映像では走っている車に「早く早く、そっちはダメ危ない、Uターンして」などと心の中で叫んでいました。
大きな余震はまだまだ続いていました。
地震警報がなるたびに動きが止まり緊張し何も落ちては来ないのになぜか天井を見上げていました。
3月20日の日曜日、イギリスのBBC放送で今回の地震の特別放送すると言うので見ました。
そしてそのとき初めて目にした映像に衝撃を受けました。
福島原発の何号機かで最初に水素爆発が起きた瞬間の映像です。
11日の地震発生直後から毎日朝から夜中までほとんどテレビを見ていましたがこの映像は初めてでした。
我が家のテレビは「NHKワールド プレミアム」を受信しています。これはほぼ日本での番組と同じで日本語で放送されます。
BBCは「NHKワールド」の画像を使っていました。こちらは英語で放送されます。
主に日本人が見ている日本語放送はその爆発の時の映像がカットされているのです。繰り返し、繰り返し、何度も同じ映像を見ましたがこの10日間一度も爆発の瞬間の映像はありませんでした。
英語放送も日本語放送もその部分だけを除くと他の映像は全く同じなのです。
息子に電話で爆発のことを聞くと知っていました。他の放送局で見たのかもしれません。
私はこのときかなりのショックを受けました。
大きな余震はまだまだ続いているし、この先日本はどうなっていくのかと本当に心配でした。
こんな不安定な私を変えたのはテレビで「急性ストレス障害」の患者が急増していると知ってからです。
それは体験した人だけではなく遠く離れていて体験していなくても、テレビなどであの凄まじい光景を目の当たりにした人にも起こりうることで今回は「阪神淡路」のときよりも何倍も多くの患者が出ているとのことでした。
毎日悶々とした気持ちで過ごしていましたが私もこの患者の一人だと思ってからは少し気が楽になりました。時間と共に必ず良くなるとのことでした。
そんな時、昨年末から仲良くなった2才の女の子が最近ちょっと大変なので家に遊びに来てくれないかと言われました。
モンゴルの放送局でも当時は毎日日本の地震やツナミ、原発などのニュースが頻繁に放送されていました。
女の子はそれを見て指差しながら「マシン(車)、ヤポン(日本)、ツナミ」と言っていたそうですが私のことを心配して毎日泣きながら「エメー ヤポン ヨースノー?」(おばあちゃんは日本に行きましたか?)と何度も何度も聞くんだそうです。
今年になってからは2月の旧正月前は忙しいだろうからと遊びに行くのを控えていました。まだ1回しか行っていなかったのです。
勿論喜んで遊びに行きました。顔を見ると飛んできてエメーを連発し私にまとわりついていました。
その日から女の子は泣かなくなったそうでこの子も「急性ストレス障害」だったのかなと思いました。
急に孫の顔を見たくなり久しぶりにメッセンジャーにアクセスして孫の姿を見ました。
顔は少しお兄ちゃんぽくなり伝い歩きをするようになっていました。
う~ん 孫はやっぱり可愛いものです。
この時から私はすっかり元気になりました。もう大丈夫。リョウパワー全快です。
急なお知らせです。
九州に居る甥っ子の結婚式のため今月の27日(水)から10日間日本に帰ります。
4月には休暇で日本に帰れると言っていましたがそれがダメになったので今回は私だけです。
東京に滞在する時間が少ないので残念ながら今回はお会いできそうにありませんが夏の終わりごろ休暇が取れればいいなと思っています。
そのときお会いできればいいな~と思っています。
余り急なのでびっくりしました。
震災のテレビを朝から晩まで見てると そりゃどうにかなりますよ。
私も初めの頃はかじりついて見てましたが 最近は余り見ないようにしています。
気分が暗くなるので なるべく庭に出て草むしりをしています。
子供達には震災のテレビは余り見せない方がいいかも知れませんね。
相当 怖がるらしいですから。
日本は心配の種が尽きませんが 一日一日を辛抱強く暮らしていけば明るい明日は絶対やってきます。
九州は遠いという事もありますが 徐々に何時もの日常に戻ってきています。御安心ください。
モンゴルは大好きな場所の一つになりましたが何しろ心起きなくお喋りをすることができないのが辛いです。
散歩をするにはまだ寒いです。今日は雪が降り山は又雪化粧をしてしまいました。
次の目標は昇段審査。上手くいくといいが
帰省の際はお忙しい中いろいろとありがとうございました。お陰様で短い期間でしたが充実した日々でした。
昇段審査頑張ってください。