老いぼれジョガーの最後っ屁(^-^; Ⅱ

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五箇山から県境へ

2011-05-06 06:47:00 | ノンジャンル
《 ハイライト「五箇山トンネル」 》

交差点から梨谷トンネルまでほぼ4k・・・今回は時間に余裕があるのと下梨で食べ過ぎたこと、白川郷のコンビニで全部歩いても1時間はかからないと言ってしまったことも手伝って実際に自分の足で全部をのんびり歩いて上りました・・・通常なら歩くと言っても頑張って歩くのを今回は景色を楽しみながら、走りたくなる誘惑に勝ちながらの全行程のんびり歩行・・・52分半でした、途中土砂降り状態になるなど阻害要因はあったもののコンビニで喋った事が嘘じゃないことを実践できてよかったです。

先に書いたように梨谷トンネルの歩道は荒れ放題・・・予算を削られているのか、残雪の影響で湧水が多いのか?小便小僧のような噴出し方をしているところがあったのには思わず笑いました。

梨谷トンネルを抜けても7時前・・・周りはまだほんのり明るく展望台から見える梨谷の風景・・・雪だらけです・・・旧道部分は除雪もされずに雪がそのまま残っていますがはじめて見る景色、城端へ降りてからエイドにいたはっちゃんにその話をしたら今年は本当に残雪が多いと言ってました・・・そのおかげで今年はコース上で沢山の桜を見ることが出来たので良しとしておきましょう。

例年ならそのときの調子に関係なくタイムトライアルを行う五箇山トンネル・・・30分かけた記憶はなかったのですが今年はのんびり進んでいた影響?2k進むのに23分近く係り、抜けたのが33分オーバー・・・時速5kに届いていません・・・ちょっと不安になって前を見ると今年は出口のエイドも無い・・・下梨から無補給なので水を一口飲んでから下りに入ります。

大鋸屋(おがや)までの下りもほぼ4k、無理をせずに進んだのですが25分ほどで下り12kほどを2時間かからずに足には何の異常も無く通過出来たのでずいぶん気持ちに余裕が出来ました・・・「ゆめのゆ」についてからの笑い話でしたが、Kさんに白鳥でメディカルサポートで回るからと聞いていたのにコース上で会う事は無く、その話をしながら個人サポートが去年以上に多いと言う話になり、その例で大鋸屋駐車場の話をしたら自販機の前で8時過ぎまでメディカルサポートをしていたという話になり・・・お互いの話をすり合わせてみたら、私はそれまでに個人サポートの多さに辟易していたところへそれらしい車が見えたので近寄らなかった・・・Kさんにして見ればエイドじゃないから自販機に寄る人に声をかけてメディカルチェックを行っていたのだし、夜で道路から離れているから双方とも誰だか判らないという状態だったことが判って大笑いでした。

五箇山越えで、もっと疲労していたら個人サポートの車だろうが意地を張らずに自販機に近寄っただろうに、持参の水を一口飲んだだけで特に疲れも感じていなかったのが近寄らなかった原因・・・お粗末でした。

それにしても今年の個人サポートの多さ・・・以前も皆無とは言わないけれど少なくともその時間帯に通過するランナーは全て受け入れていたはず、今回はあからさまに拒否をしていたから・・・それぞれが主催者・・・個人サポート、タクシーでのワープetc.・・・そんなことをして何が楽しいのでしょうね。

ここまで来ると「お仕置きラン」のときは着いた気になってほっとするのですが「さくら道遠足」は福光からまだ33kほど残っている・・・今は元気だけれど幻覚が出たら・・・と思うと気は抜けない地点・・・着実に前に進むしかありません。

城端ではおなじみのK田さんやはっちゃんがエイドをやってくれていて今年はコーラとうどん、塩こぶをいただいて福光は坂上さんへ・・・下梨・城端・福光・県境と全て縁のあるエイド・・・他の皆さんよりも時間を取ってご挨拶等を行っているので後から来た人が先に出かけてしまうのがほとんど・・・来年からはエイドの時間対策を練っておかないと(笑)他の皆さんは気力だけで進むのがこのあたりから先、逆に私は知り合いだらけで一杯元気をもらえるというアドバンテージ区間、贅沢は言えませんね。

福光では坂上お姉さん、もこちゃん、文ちゃん、波多パパ&O橋さんのお弟子さんたちにご挨拶、城端で食べ過ぎてここではスープをいただいて県境を目指します。22時前の到着を目論んだのですが若干オーバーでした。

ここでは波多パパからずいぶん元気そうと言われましたが、復活の経緯を説明しても経験がないから復活と言うことが理解できないと言われました・・・確かにこんなことは体験して初めて理解できるでしょうね。

第11CP・・・坂上松下堂225.9k地点  22時3分着
  区間距離21.4k  所要時間4時間36分  通算39時間3分



《 幻覚との戦い 》

申し訳ないけれどペースを乱されるのが嫌なので、同じ頃に着いた人たちが出払ってから坂上さんを出発、小矢部川を渡ってから県境の仲間に福光出発を連絡、ここでも多めに言っておいた時間がぴったりでした。道の駅「なんと一服茶屋」までの間で庭木や看板が他のものに見える状態が発生・・・つまり今回2回目の幻覚です。トイレを済ませて横になれる場所を探すも風が吹き抜けて寒い場所ばかり・・・こんなことなら坂上さんでマッサージをしてもらいながら仮眠をしていればと思っても後の祭り、元気なら戻るのをためらわない距離だけれど、この状態では少しでも「前へ」が鉄則、携帯プレーヤーを装着してから眠れそうなバス停を求めて進みます。

川合田温泉入り口のバス停・・・蛭が野のような小屋にはなっていませんが、風は入ってこないので横になります。ここでも足をリュックの上に乗せて高くして30分・・・すっきりして、ゆっくりですが走ります。

去年と違って道路事情が判っているので県境までの残り7k、旧道入り口の目印になる赤い欄干が見えるまでひたすら進みます・・・この欄干が見えればもう一息、「石川県、金沢市」の表示が見えれば直ぐ、回りに何人かいたので右手上に見える旧道を灯りで示して昔の県境ですよと教えてあげたりしながら下って行くと前方に灯りが・・・レオさんがお出迎えしてくれていました。

昔の県境は九十九折れに入れば正解と実感できたけれど今のコースはどこまで進めばいいのかが判り辛くて、何人もコースアウトの誤解をしたみたいですね・・・かく言う私も去年はどこまで行けばいいのかが判断できずに、サポート参加の黒ちゃんに確認電話を入れていますから、判断力が鈍っている状態でコース知識の有無の差は大きいですね。

今回私はトンネルを抜けて左手にJAの建物、次に道路の両側に赤い欄干が見えれば旧道入り口を、目印に進んだのでずいぶん気持ちが楽でしたからコース図は頭に叩き込んでおく必要がありますね・・・疲れ果てていると地図を見る気力もなかなかわいて来ません。目印だけでいいから覚えておく・・・一つのポイントですね。

エイドではうどんをもらいましたがずいぶんと量が多い・・・帰りに聞いたら残すわけに行かないし、後から来る人ほど、皆さん食欲があるのでわざと多くしたとの話でした。

ここではNさんご夫婦、俊さん、レオさん、あかつきさん、torakichiさんの6人が2番目のエイドをやってくれていました。本当にありがとうございます。


エイド設営前  あかつきさんから

地元の方が飾っていただいた桜 レオさんから

結構元気です  レオさんから

第12CP・・・石川県境235.3k地点  0時54分到着
  区間距離9.4k  所要時間2時間51分  通算41時間54分


コメント
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