《 兼六園まで 》
去年は時間との戦いでみやびさん&あかつきさんにご一緒していただいたのであまり記憶に無かったのですが、今回は意識のはっきりした状態で進めたので昔の状態を思い出しながら進みましたが、結構周辺を走ったり、着いて来る人が多く、こちらも振り切るだけの余力は無いので諦めてそのまま進みますが、その内にだんだんといなくなって安心していたら一番きつい上りの最後、うしろで突然「痛いっ!」との声が転倒する音と一緒に聞こえます。
止まって振り向くと転んだまま動かない・・・「大丈夫?」と声をかけると反応して動くが「○○が痛い」・・・俯いたまま喋っているので聞き取れない、そのうち何とか起き上がって大丈夫そうだったので「時間はあるから無理せずに行きましょう」と言って走り出しましたが、直ぐに後ろからの音は聞こえなくなり、薄情なようですが動けないならともかく自力で動ける人の世話を焼けるほどの余裕も無くそのまま進んで行きます。
古屋谷で何人かの集団を抜いて進み、このポイントの目印になる自販機コーナーを過ぎてしばらくすると垂れ幕に応援メッセージ、以前はお絞りを置いてくれていたこともある「朝日屋」さん・・・嬉しいですね。
途中で何人も地図を片手にうろうろ・・・基本的に森本まで1本道と教えてあげるが判断力が鈍っているのでそれさえも良く判らないらしい・・・去年の自分を見るようだけれど、先に書いたようにこちらにも余裕は無いので、「一緒に・・・」と声は掛けられない。着いて来れるならどうぞというスタンスにしておかないと・・・やっぱり薄情なのかな?
この薄情さの報い?兼六園までの直線に入ってから3度目の幻覚症状が・・・この区間は結構バス停が多くベンチがあることも判っているけれど、適当な場所が・・・5分でいいから座って目を瞑ろうとバス停を探しながら進みますが、探し物の常・・・探しているときには見つからない・・・自分でも左右にふらふらしているのが判っており、相当やばい状態という意識はあるのだけれど・・・ようやく見つけたバス停に座って5分ほど、それまでと違ってすっきりです。
この間に3人ほど県境から森本の間で抜いた覚えのあるランナーに抜き返されていましたが兼六園までに全て再度抜き返し、着いて来るかと思ったものの1人も着いて来なかったですね。
この3人以外に1人後姿が思いっきり左に傾いて進んでいるランナーを発見・・・よく見るとなにやら太い棒を杖代わりに・・・「どこか痛めたのですか?」と聞くと「持病の影響で・・・」との返答・・・「時間は十分あるからお気をつけて・・・」声を掛けて先を急ぎました。
去年は兼六園3kの表示に時間計算をして生き返った場所がなかなか近づかず、あらためて「遠い」と思ったのですが、何とか発見して一安心・・・残りは10k無い・・・普通なら元気の出る距離ですが、ここまで来ると体感的には通常の半分のスピード感覚・・・目一杯のつもりがせいぜい時速5~6キロと言う感覚なのでまだ気は抜けません。
確か兼六園までに橋が2ヶ所あったはずとの記憶を頼りに進み、まず一つ目を発見して少なくともコースを間違ってはいないことを確認、残り600mくらいにある橋の山笠状の特徴ある照明を見たときは嬉しかったです・・・ようやく兼六園に着いたと思える場所まで進んで来られました。
後は裁判所前から道沿いに兼六園下の交差点を渡って佐藤桜・・・と思っていたら、ぜんぜん違う方向から眼鏡を掛けた黄色いウエアのランナーが・・・交差点を渡って兼六園に入って行きます・・・どこから現れたのか不思議で仕方ないですが、兼六園に入って坂道を上って佐藤桜の方を見ても誰も見えない・・・よく見ると右手の下り坂にいました・・・正規のコースを走って来ているランナーなら違っていると教えるのですが、突然目の前に現れた挙動不審ランナー・・・無視して、下からも私の姿が見えないように意地悪く左に寄って佐藤桜へ行きました。
先にも書いたように目に余る個人サポートに嫌気がさしていたのと、普通の精神状態なら教えてあげているだろうから・・・本当に意地が悪いと自分でも思うけど・・・
桜の周辺をうろうろしているとさっき見た人とは違うランナーが下から声を掛けてくるので「桜は上ですよ」と返事をしましたが、結局彼も下から写真を撮って香林坊方面へ行ってしまいました。
第13CP・・・佐藤桜252.7k地点 4時31分着
区間距離17.4k 所要時間3時間37分 通算45時間31分
《 いよいよ「ゆめのゆ」 》
ゴール写真を考えて、ここまで着ていた合羽をバス停のベンチを利用して片付け、ゼッケンを直ぐに見せられるように準備をしてから進みますが、むさしの交差点で兼六園下交差点よりもさらにびっくりする出来事が・・・反対方向から4~5人のランナーが来るじゃないですか・・・目が点・・・ちょうど左折するところで彼らとすれ違い、もしも同じ方向に来るようなら一言・・・と思っていたらそのまま兼六園方面へ進んだので何も言わなかったですが、今考えるとかなり森本寄りの地点で「武蔵」の右折案内が出ているのでそちらへ進んだのでしょうね。
これも判断力が鈍っているからでしょうけれど、地図を見れば右折などしないはず・・・親切すぎて今回の地図はコースに全て色まで着いている・・・昔はコース案内を頼りに、自分でコースをたどってチェックをしながら頭に入れていたのだけれど・・・いかん、いかん「昔は・・・」なんて言うのは齢を取った証拠・・・でも、こんなミスコースをしでかすようでは・・・親切すぎて大きなお世話になっているのでは・・・
兼六園から「ゆめのゆ」まで5.5kのはず・・・頑張れば5時半前に到着できると最終目標を設定して、スピードアップです。むさしを越えたから残りは4k無い・・・だけを励みに、目印になる高架を目指して進みますがまたもびっくりすることが・・・反対方向(つまりゴール方向)からリュックを背負って走ってくる可愛らしい女性ランナーが「お帰りなさい」と言ってくれたので「ありがとう?ただいま?」どちらかを応えたはずなのだけれど、彼女がその後に「M野さんだ」と言ってくれたのでうなずきましたが、すれ違ってから良く考えるとウインドブレーカーでゼッケンは見えない・・・「なぜ私を知っている」・・・しばらく頭が混乱しましたが、スタッフでmasa&momiさん関係で知っていたのだろうと勝手に納得して進みますが・・・申し訳ないですが本当にどなたか存じ上げていないのでこの場を借りて失礼をお詫びしておきますね。
向こうがこっちを知っている可愛い女性の名前を知らないなんてことがたか師匠にばれたら大目玉だ・・・
これでびっくりは終わりかと思ったら、もう1人やはり可愛い女性ランナー・・・来るはずのない方向からリュックを背負って登場・・・ゼッケンは見えないけれど迷っているのかと思ってゴール方向を指差してそのまま通過・・・時間と競争しているので後ろは見ずに進みますが、しばらく行って左手の違う通りで彼女を発見・・・あれっと思ってしばらくすると後ろで電話しているような話し声・・・「M野さん・・・放っておいて大丈夫・・・」と言うような内容が聞こえる・・・本部関係のスタッフで迷っているランナーがいないかを探しに来ていたのかな・・・それにしても「放っておいて大丈夫・・・」・・・なんてことを言うのはmasa&momiさんのどっちかだろうな・・・
昔のゴール・・・今は無くなったルネス金沢へのポイント地点二口町交差点を突っ切ってからようやく何人かの先行ランナーの後姿・・・県境を撤収してきた三滝のメンバーを乗せた車から激励が・・・申し訳ないような気持ちで先行する方々を抜き去って5時半以内を目指します・・・高架を潜って左折、路上にコース案内がテープで標されていますが「ゆめのゆ」を右手に矢印は直進・・・ぐるっと回ってゴールでした。ラストの直線では兼六園で準備したゼッケンを見えるようにウインドブレーカーを捲り上げて飛び込みましたが久々の達成感でした・・・



呼びかけ人の皆さん・本部スタッフの皆さん・菰野関係の皆さん・三滝関係の皆さん他応援をいただいた皆さん・・・本当にありがとうございました。
ゴール・・・258.2k地点 5時25分着
区間距離5.5k 所要時間54分 通算46時間25分
《 「ゆめのゆ」他 》
ゴール後、ゴールを見てもらったエイドメンバーや、リタイアしていた山ちゃん、復活女王のカムリンさんたちとしばらく雑談を交してからお風呂へ・・・今年も階段を使って上りましたよ・・・風呂への階段で1時間先着していたO田さんと会って情報交換、ゴールはしたけれど相当痛んでいる様子でした。

さすがの山ちゃんも齢には レオさんから

つらそうでした レオさんから

手すり不要です レオさんから
風呂では着ていたものを脱ぐのに手間取り、洗い場で洗っているうちに思わず寝そうになったり大変でしたが、体重を量ってびっくり・・・あんまり減ってませんでした・・・と言うより、きつい練習後の体重よりも多かったのにびっくり・・・そういえば昔44時間台でゴールしたときも体調が良くて太って帰ったと言うことがありました・・・「やっぱり超ウルトラは食って何ぼですね」
風呂から出て食堂へ・・・恒例のソフトクリームが食べたくて行ったのですがスタッフが誰もいなくて店内に入るとtorakichiさんが1人カウンターで朝食中・・・さすがの食欲です・・・スタッフに声をかけてソフトクリームを購入、食べてから地階の仮眠所へ・・・座布団の上に足を乗せ、毛布をかけたことまでは覚えていますが宴会の準備があるのでと起こされるまで爆睡・・・時計は8時でした。
部屋から出て目の前のソファーが呼んでいたのでそこで横になって直ぐに爆睡・・・10時前に目覚めて座っているところにKさんが通りかかって先に書いた笑い話他延々とお話・・・途中でレオさん、あかつきさんも交えていろんなお話をして時計を見ると10時半を回っており室内着のままだったので直ぐに帰れるように着替えに行くことで皆さんといったんお別れ、荷物整理をして戻ってきてしばらくして懇親会会場へ・・・6人のメンバーで1人も抽選は当たりませんでしたね・・・残念。
海宝さんから世代交代を進めたいと言うお話や、いろんな話がありましたが「さくら道遠足」継続には沿道の方々に極力ご迷惑をおかけしない節度ある行いが必要、自分の身を守るために装備をよく考えてほしいといった話など、常識の範疇で出来ることを皆が行えば問題の無い話・・・それぞれが良く考えて良識ある大人としての行動を取りたいですね。
今回は私が参加するようになって初めて完走者全員のコメントがあり・・・思ったよりも早く順番が来ましたが、掲示板で大口をたたいてプレッシャーが大きかったこと、エイド2ヶ所・・・二晩とも日付の変わる中でのサポートであること、おなじみの黒ちゃんが今回は参加できなかったけれどエイド用のうどんを仕入れてくれていることを話すつもりが・・・エイドメンバーを紹介までは予定通りだったのが黒ちゃんのことを舞い上がってて忘れてしまいました・・・申し訳なかったです。


帰りの車で2ヶ所のエイドの様子を尋ねたり、「とんでもランナー」はどんなのがいたかを聞いていたのですが、好意で行っているのに当然のような顔でサービスが悪いような言い方は無いのじゃないといった声や、時間が無いから早くしろなどが、一見ベテラン風の人から有ったという声が有りました。
私は純粋にサポートだけの体験は無いですが3回リタイアの全てでリタイア後にエイドに係わっており、当時は県境だけでそれなりの力と言うか人格のある人しか、たどり着いていなかったのでこんな人を見習いたいと思って自分なりに実践し、メンバーにもそういった話をしています。
私が実践していること・・・当たり前のことだと思いますが、エイドに到着したら挨拶、お世話になったら出発時には「ありがとう」とか「行ってきます」と言うのは当たり前、エイドによらない場合も「ありがとう」などエイドの方々をねぎらう言葉を掛けて通過する、ごみの始末は極力自分で行いエイドの方に任せる場合も必ずお礼の言葉を掛けるなど皆さんの協力があって走ることが出来ている感謝を表しています。・・・簡単なことですよね、皆さん。
3日はさすがに自宅でゆっくりとしていますが、足は若干むくみがある程度、動き出しはさすがに「すっ」とは行きませんが、動いてしまえばほぼ平常どおりに動けますからダメージはずいぶん軽いみたいです。
来年はどんな苦しみ&楽しみが待っていてくれるか・・・楽しみです。世代交代も少なく
とも全て完走できたとして3年で10回完走、もう1年見てもらえば連続10回になるのでそこまでは続けたいな~。
4日で56歳・・・4年連続は会社の卒業と重なるので何とかしたいと思ってます。
去年は時間との戦いでみやびさん&あかつきさんにご一緒していただいたのであまり記憶に無かったのですが、今回は意識のはっきりした状態で進めたので昔の状態を思い出しながら進みましたが、結構周辺を走ったり、着いて来る人が多く、こちらも振り切るだけの余力は無いので諦めてそのまま進みますが、その内にだんだんといなくなって安心していたら一番きつい上りの最後、うしろで突然「痛いっ!」との声が転倒する音と一緒に聞こえます。
止まって振り向くと転んだまま動かない・・・「大丈夫?」と声をかけると反応して動くが「○○が痛い」・・・俯いたまま喋っているので聞き取れない、そのうち何とか起き上がって大丈夫そうだったので「時間はあるから無理せずに行きましょう」と言って走り出しましたが、直ぐに後ろからの音は聞こえなくなり、薄情なようですが動けないならともかく自力で動ける人の世話を焼けるほどの余裕も無くそのまま進んで行きます。
古屋谷で何人かの集団を抜いて進み、このポイントの目印になる自販機コーナーを過ぎてしばらくすると垂れ幕に応援メッセージ、以前はお絞りを置いてくれていたこともある「朝日屋」さん・・・嬉しいですね。
途中で何人も地図を片手にうろうろ・・・基本的に森本まで1本道と教えてあげるが判断力が鈍っているのでそれさえも良く判らないらしい・・・去年の自分を見るようだけれど、先に書いたようにこちらにも余裕は無いので、「一緒に・・・」と声は掛けられない。着いて来れるならどうぞというスタンスにしておかないと・・・やっぱり薄情なのかな?
この薄情さの報い?兼六園までの直線に入ってから3度目の幻覚症状が・・・この区間は結構バス停が多くベンチがあることも判っているけれど、適当な場所が・・・5分でいいから座って目を瞑ろうとバス停を探しながら進みますが、探し物の常・・・探しているときには見つからない・・・自分でも左右にふらふらしているのが判っており、相当やばい状態という意識はあるのだけれど・・・ようやく見つけたバス停に座って5分ほど、それまでと違ってすっきりです。
この間に3人ほど県境から森本の間で抜いた覚えのあるランナーに抜き返されていましたが兼六園までに全て再度抜き返し、着いて来るかと思ったものの1人も着いて来なかったですね。
この3人以外に1人後姿が思いっきり左に傾いて進んでいるランナーを発見・・・よく見るとなにやら太い棒を杖代わりに・・・「どこか痛めたのですか?」と聞くと「持病の影響で・・・」との返答・・・「時間は十分あるからお気をつけて・・・」声を掛けて先を急ぎました。
去年は兼六園3kの表示に時間計算をして生き返った場所がなかなか近づかず、あらためて「遠い」と思ったのですが、何とか発見して一安心・・・残りは10k無い・・・普通なら元気の出る距離ですが、ここまで来ると体感的には通常の半分のスピード感覚・・・目一杯のつもりがせいぜい時速5~6キロと言う感覚なのでまだ気は抜けません。
確か兼六園までに橋が2ヶ所あったはずとの記憶を頼りに進み、まず一つ目を発見して少なくともコースを間違ってはいないことを確認、残り600mくらいにある橋の山笠状の特徴ある照明を見たときは嬉しかったです・・・ようやく兼六園に着いたと思える場所まで進んで来られました。
後は裁判所前から道沿いに兼六園下の交差点を渡って佐藤桜・・・と思っていたら、ぜんぜん違う方向から眼鏡を掛けた黄色いウエアのランナーが・・・交差点を渡って兼六園に入って行きます・・・どこから現れたのか不思議で仕方ないですが、兼六園に入って坂道を上って佐藤桜の方を見ても誰も見えない・・・よく見ると右手の下り坂にいました・・・正規のコースを走って来ているランナーなら違っていると教えるのですが、突然目の前に現れた挙動不審ランナー・・・無視して、下からも私の姿が見えないように意地悪く左に寄って佐藤桜へ行きました。
先にも書いたように目に余る個人サポートに嫌気がさしていたのと、普通の精神状態なら教えてあげているだろうから・・・本当に意地が悪いと自分でも思うけど・・・

桜の周辺をうろうろしているとさっき見た人とは違うランナーが下から声を掛けてくるので「桜は上ですよ」と返事をしましたが、結局彼も下から写真を撮って香林坊方面へ行ってしまいました。
第13CP・・・佐藤桜252.7k地点 4時31分着
区間距離17.4k 所要時間3時間37分 通算45時間31分
《 いよいよ「ゆめのゆ」 》
ゴール写真を考えて、ここまで着ていた合羽をバス停のベンチを利用して片付け、ゼッケンを直ぐに見せられるように準備をしてから進みますが、むさしの交差点で兼六園下交差点よりもさらにびっくりする出来事が・・・反対方向から4~5人のランナーが来るじゃないですか・・・目が点・・・ちょうど左折するところで彼らとすれ違い、もしも同じ方向に来るようなら一言・・・と思っていたらそのまま兼六園方面へ進んだので何も言わなかったですが、今考えるとかなり森本寄りの地点で「武蔵」の右折案内が出ているのでそちらへ進んだのでしょうね。
これも判断力が鈍っているからでしょうけれど、地図を見れば右折などしないはず・・・親切すぎて今回の地図はコースに全て色まで着いている・・・昔はコース案内を頼りに、自分でコースをたどってチェックをしながら頭に入れていたのだけれど・・・いかん、いかん「昔は・・・」なんて言うのは齢を取った証拠・・・でも、こんなミスコースをしでかすようでは・・・親切すぎて大きなお世話になっているのでは・・・
兼六園から「ゆめのゆ」まで5.5kのはず・・・頑張れば5時半前に到着できると最終目標を設定して、スピードアップです。むさしを越えたから残りは4k無い・・・だけを励みに、目印になる高架を目指して進みますがまたもびっくりすることが・・・反対方向(つまりゴール方向)からリュックを背負って走ってくる可愛らしい女性ランナーが「お帰りなさい」と言ってくれたので「ありがとう?ただいま?」どちらかを応えたはずなのだけれど、彼女がその後に「M野さんだ」と言ってくれたのでうなずきましたが、すれ違ってから良く考えるとウインドブレーカーでゼッケンは見えない・・・「なぜ私を知っている」・・・しばらく頭が混乱しましたが、スタッフでmasa&momiさん関係で知っていたのだろうと勝手に納得して進みますが・・・申し訳ないですが本当にどなたか存じ上げていないのでこの場を借りて失礼をお詫びしておきますね。
向こうがこっちを知っている可愛い女性の名前を知らないなんてことがたか師匠にばれたら大目玉だ・・・
これでびっくりは終わりかと思ったら、もう1人やはり可愛い女性ランナー・・・来るはずのない方向からリュックを背負って登場・・・ゼッケンは見えないけれど迷っているのかと思ってゴール方向を指差してそのまま通過・・・時間と競争しているので後ろは見ずに進みますが、しばらく行って左手の違う通りで彼女を発見・・・あれっと思ってしばらくすると後ろで電話しているような話し声・・・「M野さん・・・放っておいて大丈夫・・・」と言うような内容が聞こえる・・・本部関係のスタッフで迷っているランナーがいないかを探しに来ていたのかな・・・それにしても「放っておいて大丈夫・・・」・・・なんてことを言うのはmasa&momiさんのどっちかだろうな・・・
昔のゴール・・・今は無くなったルネス金沢へのポイント地点二口町交差点を突っ切ってからようやく何人かの先行ランナーの後姿・・・県境を撤収してきた三滝のメンバーを乗せた車から激励が・・・申し訳ないような気持ちで先行する方々を抜き去って5時半以内を目指します・・・高架を潜って左折、路上にコース案内がテープで標されていますが「ゆめのゆ」を右手に矢印は直進・・・ぐるっと回ってゴールでした。ラストの直線では兼六園で準備したゼッケンを見えるようにウインドブレーカーを捲り上げて飛び込みましたが久々の達成感でした・・・



呼びかけ人の皆さん・本部スタッフの皆さん・菰野関係の皆さん・三滝関係の皆さん他応援をいただいた皆さん・・・本当にありがとうございました。
ゴール・・・258.2k地点 5時25分着
区間距離5.5k 所要時間54分 通算46時間25分
《 「ゆめのゆ」他 》
ゴール後、ゴールを見てもらったエイドメンバーや、リタイアしていた山ちゃん、復活女王のカムリンさんたちとしばらく雑談を交してからお風呂へ・・・今年も階段を使って上りましたよ・・・風呂への階段で1時間先着していたO田さんと会って情報交換、ゴールはしたけれど相当痛んでいる様子でした。

さすがの山ちゃんも齢には レオさんから

つらそうでした レオさんから

手すり不要です レオさんから
風呂では着ていたものを脱ぐのに手間取り、洗い場で洗っているうちに思わず寝そうになったり大変でしたが、体重を量ってびっくり・・・あんまり減ってませんでした・・・と言うより、きつい練習後の体重よりも多かったのにびっくり・・・そういえば昔44時間台でゴールしたときも体調が良くて太って帰ったと言うことがありました・・・「やっぱり超ウルトラは食って何ぼですね」
風呂から出て食堂へ・・・恒例のソフトクリームが食べたくて行ったのですがスタッフが誰もいなくて店内に入るとtorakichiさんが1人カウンターで朝食中・・・さすがの食欲です・・・スタッフに声をかけてソフトクリームを購入、食べてから地階の仮眠所へ・・・座布団の上に足を乗せ、毛布をかけたことまでは覚えていますが宴会の準備があるのでと起こされるまで爆睡・・・時計は8時でした。
部屋から出て目の前のソファーが呼んでいたのでそこで横になって直ぐに爆睡・・・10時前に目覚めて座っているところにKさんが通りかかって先に書いた笑い話他延々とお話・・・途中でレオさん、あかつきさんも交えていろんなお話をして時計を見ると10時半を回っており室内着のままだったので直ぐに帰れるように着替えに行くことで皆さんといったんお別れ、荷物整理をして戻ってきてしばらくして懇親会会場へ・・・6人のメンバーで1人も抽選は当たりませんでしたね・・・残念。
海宝さんから世代交代を進めたいと言うお話や、いろんな話がありましたが「さくら道遠足」継続には沿道の方々に極力ご迷惑をおかけしない節度ある行いが必要、自分の身を守るために装備をよく考えてほしいといった話など、常識の範疇で出来ることを皆が行えば問題の無い話・・・それぞれが良く考えて良識ある大人としての行動を取りたいですね。
今回は私が参加するようになって初めて完走者全員のコメントがあり・・・思ったよりも早く順番が来ましたが、掲示板で大口をたたいてプレッシャーが大きかったこと、エイド2ヶ所・・・二晩とも日付の変わる中でのサポートであること、おなじみの黒ちゃんが今回は参加できなかったけれどエイド用のうどんを仕入れてくれていることを話すつもりが・・・エイドメンバーを紹介までは予定通りだったのが黒ちゃんのことを舞い上がってて忘れてしまいました・・・申し訳なかったです。


帰りの車で2ヶ所のエイドの様子を尋ねたり、「とんでもランナー」はどんなのがいたかを聞いていたのですが、好意で行っているのに当然のような顔でサービスが悪いような言い方は無いのじゃないといった声や、時間が無いから早くしろなどが、一見ベテラン風の人から有ったという声が有りました。
私は純粋にサポートだけの体験は無いですが3回リタイアの全てでリタイア後にエイドに係わっており、当時は県境だけでそれなりの力と言うか人格のある人しか、たどり着いていなかったのでこんな人を見習いたいと思って自分なりに実践し、メンバーにもそういった話をしています。
私が実践していること・・・当たり前のことだと思いますが、エイドに到着したら挨拶、お世話になったら出発時には「ありがとう」とか「行ってきます」と言うのは当たり前、エイドによらない場合も「ありがとう」などエイドの方々をねぎらう言葉を掛けて通過する、ごみの始末は極力自分で行いエイドの方に任せる場合も必ずお礼の言葉を掛けるなど皆さんの協力があって走ることが出来ている感謝を表しています。・・・簡単なことですよね、皆さん。
3日はさすがに自宅でゆっくりとしていますが、足は若干むくみがある程度、動き出しはさすがに「すっ」とは行きませんが、動いてしまえばほぼ平常どおりに動けますからダメージはずいぶん軽いみたいです。
来年はどんな苦しみ&楽しみが待っていてくれるか・・・楽しみです。世代交代も少なく
とも全て完走できたとして3年で10回完走、もう1年見てもらえば連続10回になるのでそこまでは続けたいな~。
4日で56歳・・・4年連続は会社の卒業と重なるので何とかしたいと思ってます。