長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は5月下旬にもなると、森の木々が葉を伸ばし、新緑に包まれます。春真っ最中です。
佐久荒船高原のすぐ南側にそびえている荒船山(標高1432メートル)は艫岩(ともいわ)の下まで、新緑に包まれました。
早朝、薮の中から上にある木の枝に飛び移った野鳥がいました。枝に留まって鳴いた声でウグイスと分かりました。あまり陽が射さない暗い葉陰に留まっています。
羽根の色が茶褐色の地味な感じのウグイスは、姿を見せることはほとんどありません。すぐ目の前の薮の中で、ウグイスが鳴いていても、その姿はあまり観察できません。
標高が約1100メートルの佐久荒船高原では、陽当たりのいい所に生えたズミ(通称コナシ)の木が早くも花を咲かせています。
枝を埋め尽くすように、白い小さな花が咲いています。ズミの木は1週間ぐらいで一気に満開になり、花を散らし、葉を茂らせます。いっせいに開花し、白い花で埋まったズミの木は圧巻です。
草原の中に小さな水流(小川)が流れている所では、クリンソウ(九輪草)の花が咲き始めています。
このクリンソウの花は先駆けです。もう少し時間が経つと、森の中に小さな小川が流れている側で、あちこちで咲き始めます。クリンソウはサクラソウの仲間です。
同様に、湿気がある森陰などではタチカメバソウ(立亀葉草)の白い花の群生が目立つようになりました。
佐久荒船高原では、春の進展具合によって、毎年同じ花が同じように咲いては散って、次の花に主役を明け渡します。何回見ても飽きない、季節の移ろいです。
佐久荒船高原のすぐ南側にそびえている荒船山(標高1432メートル)は艫岩(ともいわ)の下まで、新緑に包まれました。
早朝、薮の中から上にある木の枝に飛び移った野鳥がいました。枝に留まって鳴いた声でウグイスと分かりました。あまり陽が射さない暗い葉陰に留まっています。
羽根の色が茶褐色の地味な感じのウグイスは、姿を見せることはほとんどありません。すぐ目の前の薮の中で、ウグイスが鳴いていても、その姿はあまり観察できません。
標高が約1100メートルの佐久荒船高原では、陽当たりのいい所に生えたズミ(通称コナシ)の木が早くも花を咲かせています。
枝を埋め尽くすように、白い小さな花が咲いています。ズミの木は1週間ぐらいで一気に満開になり、花を散らし、葉を茂らせます。いっせいに開花し、白い花で埋まったズミの木は圧巻です。
草原の中に小さな水流(小川)が流れている所では、クリンソウ(九輪草)の花が咲き始めています。
このクリンソウの花は先駆けです。もう少し時間が経つと、森の中に小さな小川が流れている側で、あちこちで咲き始めます。クリンソウはサクラソウの仲間です。
同様に、湿気がある森陰などではタチカメバソウ(立亀葉草)の白い花の群生が目立つようになりました。
佐久荒船高原では、春の進展具合によって、毎年同じ花が同じように咲いては散って、次の花に主役を明け渡します。何回見ても飽きない、季節の移ろいです。