ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県北本市の北本自然観察園の池には、コガモ数羽が飛来しています

2014年01月06日 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市の北本自然観察園の里山風景の中を散策した話の続きです。

 北本自然観察園には、高尾の池や湿地帯があるために、カモ類などの水鳥が飛来します。

 観察園への入り口に近い埼玉県自然学習センターに向かう途中にある橋の片側には、ビオトープが設けてあり、その小さな池にコガモが10羽弱来ています。



 コガモはカモ類の中では、その名の通りに小さいカモです。ユーラシア大陸の北部から、越冬のために日本に冬鳥として飛来します。

 お昼近くになり、暖かくなったためか、コガモたちは小さな池の水面を泳ぎ始めました。コガモの雌は、全体に褐色の斑点がある地味な感じです。





 コガモの雄は、茶褐色の頭に眼の周りに緑色の部分があり、身体は灰色の縞模様になっえちます。翼の羽根に緑色の部分が入っています。



 コガモの雄は、春の求愛時期が近づく前に、こうした派手な羽根の色に変わるそうです。こうした雄の羽根の色合いが一度派手になり、その後に地味な色合いに変化した雄を“エクリプス”と呼ぶそうです。

 北本自然観察園に到着した午前10時過ぎは、池の水は太陽光がよってまだ暖まってなかったようで、すべてのコガモはアシの根元に身をひそめていました。



 この小さな池では、カワセミが高尾の池から飛んで来て、たまに姿を現すこともあるらしいのですが、この日はコガモだけが泳ぎ回っていました。

 カモ類では、トモエガモなどを探しに、別の公園に行ってみたいと考えています。時間ができれば、実行したいのですが……。