ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の南端にある桜草公園の草原には、タヒバリが来ていました

2018年02月06日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の南端にある桜草公園では、1月半ばに茂ったヨシなどが野焼きされ、そのむき出しになった地面に野鳥が来ています。

 この桜草公園は、さいたま市を北西から南東に向かって斜めに流れる荒川沿いにある秋ケ瀬公園の一番下流側に隣接しています。

 桜草公園のニホンサクラソウ(日本桜草)などのさまざまな山野草が花を咲かせる天然記念物に指定されている草原・野原は、野焼きされたままの状態です。その背後には、さくらそう水門がそびえています。



 雑木林に近い日陰部分では、まだ薄く残雪が残っています。



 野焼きされた状態の“草原”には、タヒバリの群れが来て、地面を歩いて、エサを探しています。





 タヒバリはお互いに適度な距離を置いて、エサを探して歩き回っています。(なお、タヒバリとビンズイは、今ごろは見分けが難しいころです。この桜草公園に来ていた野鳥観察愛好家の方々は、この冬鳥をタヒバリとみていました)。

 同様に、ツグミなども、地面を歩いて、エサを探しています。

 野焼きされた“草原”部分の地面からは、モズが時々、柵の上に飛び上がります。



 ジョウビタキも同様に、地面から柵の上に飛び上がります。



 アオジは、地面から木の枝にまで飛び上がりました。



 実は、1月21日に降った大雪が溶けて、地面が見え始めた桜草公園の地面には、アリスイが数羽来て、エサを探しています。

 野鳥観察愛好家の方によると、桜草公園の野焼きされた状態の“草原”には、朝には一度、アリスイが来ていたそうです。

 アリスイが登場するのを少し待ちましたが、出て来そうにありませんでした。

 桜草公園の周囲の草原部では、ツグミやモズ、シジュウカラなどが地面を歩いてエサを探しています。

 こうした草原部分(野焼きされていない部分)を含めて、ハクセキレイが数羽、広範囲に飛び回っています。





 しばらくは、時々、桜草公園の野焼きされた状態の“草原”を訪問し、アリスイを探してみたいと考えています。

 なお、1月半ばに行われた野焼きは、ニホンサクラソウなどが発芽・成長する環境を整えるために、毎年、実施されています。