長野県東御市の北東部の山奧にある三方ヶ峰では、8月初めごろにはコマクサの花は終焉を迎えます。
広大な池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた溶岩が流れた跡の火口原にできた高層湿原です。池の平湿原の標高は約2000メートルです。
池の平湿原の夏の山野草の観察地の一つは池の平湿原の南西側にある鏡池です。その鏡池からさらに南西方向に山麓を上って行くと、約20分ほどで三方ヶ峰の尾根沿いに出ます。尾根沿いのガレ場です。
この三方ヶ峰の山麓の岩が並ぶガレ場の“三方コマクサ園”では、コマクサが7月半ばごろに花を咲かせています。
8月初めになると、美しいピンク色の花を咲かせているコマクサは2株、3株程度でした。
“三方コマクサ園”の西側の遠くには、北アルプスの峰嶺が望めます(松本市や安曇野市の西側にそびえている峰嶺です)。
この画像の右端に尖った嶺が特徴の槍ヶ岳などが見えます。
さらに、その北側に見える北アルプスの峰嶺です。
この尾根沿いのガレ場の北東方向には、眼下に池の平湿原が望めます。
その池の平湿原の上空を、猛禽類が1羽、悠然と弧を描きながら飛んでいます。
この猛禽類(ワシやタカの種類は分かりません)の1羽は何回も、池の平湿原の上空を旋回しました。
これ以外に、ホシガラスも何回か、上空を飛んで行きました。
三方ヶ峰の尾根沿いのガレ場から北東方向に向かって、池の平湿原まで下りる途中に、咲き始めたミネウスユキソウを見つけました。
池の平湿原の中で咲いているミネウスユキソウ(日本版のエーデルワイズ)は、花がもっと大きくなっています。
“アカモノ”と呼ばれるツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木は、赤い丸い実をつけています。
花期が終わりつつあるコバイケイソウの花です。
小さな白っぽい、セリ科の花も咲いています。一見、イブキボウフウに似ていますが、花の品種の同定には、あまり自信がありません。
池の平湿原の南西側にある鏡池まで戻ると、山麓に生えているレンゲツツジの枝に、モズが1羽、留まっています。
山野草の花に集まっているハチやアブ、チョウなどの昆虫を狙っています。
池の平湿原では、夏の山野草の花がたくさん華やかに咲いていますが、野鳥や昆虫の世界は“弱肉強食”の世界です。
なお、今年の7月半ばに三方ヶ峰の尾根沿いのガレ場で、コマクサが花を咲かせていた話は弊ブログの2018年7月17日編をご参照してください。
広大な池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた溶岩が流れた跡の火口原にできた高層湿原です。池の平湿原の標高は約2000メートルです。
池の平湿原の夏の山野草の観察地の一つは池の平湿原の南西側にある鏡池です。その鏡池からさらに南西方向に山麓を上って行くと、約20分ほどで三方ヶ峰の尾根沿いに出ます。尾根沿いのガレ場です。
この三方ヶ峰の山麓の岩が並ぶガレ場の“三方コマクサ園”では、コマクサが7月半ばごろに花を咲かせています。
8月初めになると、美しいピンク色の花を咲かせているコマクサは2株、3株程度でした。
“三方コマクサ園”の西側の遠くには、北アルプスの峰嶺が望めます(松本市や安曇野市の西側にそびえている峰嶺です)。
この画像の右端に尖った嶺が特徴の槍ヶ岳などが見えます。
さらに、その北側に見える北アルプスの峰嶺です。
この尾根沿いのガレ場の北東方向には、眼下に池の平湿原が望めます。
その池の平湿原の上空を、猛禽類が1羽、悠然と弧を描きながら飛んでいます。
この猛禽類(ワシやタカの種類は分かりません)の1羽は何回も、池の平湿原の上空を旋回しました。
これ以外に、ホシガラスも何回か、上空を飛んで行きました。
三方ヶ峰の尾根沿いのガレ場から北東方向に向かって、池の平湿原まで下りる途中に、咲き始めたミネウスユキソウを見つけました。
池の平湿原の中で咲いているミネウスユキソウ(日本版のエーデルワイズ)は、花がもっと大きくなっています。
“アカモノ”と呼ばれるツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木は、赤い丸い実をつけています。
花期が終わりつつあるコバイケイソウの花です。
小さな白っぽい、セリ科の花も咲いています。一見、イブキボウフウに似ていますが、花の品種の同定には、あまり自信がありません。
池の平湿原の南西側にある鏡池まで戻ると、山麓に生えているレンゲツツジの枝に、モズが1羽、留まっています。
山野草の花に集まっているハチやアブ、チョウなどの昆虫を狙っています。
池の平湿原では、夏の山野草の花がたくさん華やかに咲いていますが、野鳥や昆虫の世界は“弱肉強食”の世界です。
なお、今年の7月半ばに三方ヶ峰の尾根沿いのガレ場で、コマクサが花を咲かせていた話は弊ブログの2018年7月17日編をご参照してください。