ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県坂戸市郊外の高麗川河川敷につくられた浅羽ビオトープには、イカルが来ています

2019年12月25日 | 季節の移ろい
 埼玉県坂戸市郊外の西部を流れている高麗川の河川敷につくられた浅羽ビオトープには、もうイカルの群れが来ていました。

 この坂戸市浅羽にある浅羽ビオトープは、埼玉県内ではとても有名な野鳥観察ポイントです。

 浅羽ビオトープの中を流れている疏水は、高麗川(こまがわ)水系の水を呼び込んで設けた小川です。







 この浅羽ビオトープも今年10月12日深夜に通過した台風19号が降らせた大雨によって、河川敷きはかなり水位があがり、荒れたと聞いていました。高麗川は、入間川・荒川の支流で、当時は水量・水位が限界まで達した流域です。

 今年3月以来の約9カ月ぶりに浅羽ビオトープを訪れてみると、台風19号の跡はもう感じられませんでした。綺麗な水の疏水です。

 この浅羽ビオトープ沿いに続く雑木林にもうイカルの群れが来ています。イカルは2グループに分かれていて、それぞて10数羽ずついる感じです。







 イカルは白い羽根の身体の大きさが23センチメートル前後で、大きな黄色いクチバシが特徴です。見た目は大きな“文鳥”です。







 葉が落ちた木の枝に実がついていて、この実を食べています。黄色い大きなクチバシが、硬い木の実を砕くといわれています。



 こうした木々は細かい枝が多数伸びているため、イカルにはなかなかフォーカスが合いません。

 イカル達ちは落ち着いた様子で、木の枝から枝へと実を求めて移動しますが、この木の実を食べ尽くすまでは滞在しそうな様子です。

 こうした雑木林の根元の草原部分には、たぶんセイヨウタンポの花ではないかと推定される黄色い花が数輪、咲いています。



 浅羽ビオトープ沿いにあある杭の上に、ジョウビタキのオスが留まりました。



 日本の晩秋風景にはもう慣れた様子のジョウビタキです。