ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県比企郡川島町八幡にある越辺川のコハクチョウ飛来地では飛来数が増えていました

2019年12月28日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡川島町八幡にある越辺川のコハクチョウ飛来地にコハクチョウの群れを観察しに、また行って来ました。

 川島町八幡にある越辺川(おっぺがわ)に支流の川が流れ込む水門がある場所は、川の流れが大きな静かな淀みになっています。

 毎年飛来するコハクチョウの群れは、この淀み付近で夜を過ごします。水辺の中の方が外敵から襲われずに安全だからです。



 川島町八幡にある越辺川の土手の上から見た水門辺りです。午前11時ごろに訪問しました。



 入り口には「現在のコハクチョウの飛来数は約80羽」と表示されていました。

 水門辺りの淀みには、30数羽ていどのコハクチョウがいました。





 この日は晴天で水面が光っています。逆光での撮影は厳しいものがあります。

 残りのコハクチョウは、また下流側か、西側にあるイネ狩りが済んだ田んぼに落ち穂などのエサを探しに行っている様子です。

 水門辺りの淀みに広範囲に広がって過ごしているコハクチョウたちです。







 コハクチョウの群れの中に、顔や主翼の羽根の色がまだ灰色の幼鳥がいます。この幼鳥は今年春にシベリア地方などの北側で産まれ、日本まで何とか飛んで来た幼鳥です。最初の大きな試練の旅です。







 日本で過ごす冬の内に、成鳥にまで育ちます。3月末に北に帰るだけの体力ある身体に仕上げます。

 コハクチョウたちは、エサを探して下流や上流などに行ったり来たりしています。

 コハクチョウたちは比較的のんびりと過ごしているように見えました。

 昨日のテレビのニュースでは、この越辺川のコハクチョウ飛来地から北東方向にある大型ショッピングモールが、10月12日深夜に通過し大雨を降らせた台風19号によって増水し冠水した被害からやっと本元通りになり、再オープンにこぎ着けたと報じていました。

 この辺りの越辺川流域では、場所によってはかなり冠水したところがあったそうです。

 なお、2週間前に、この川島町八幡にある越辺川のコハクチョウ飛来地に行ってコハクチョウを観察した話は、弊ブログの2019年12月14日編をご覧ください。