ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県川越市郊外の伊佐沼の南側の浅瀬の浮島では、セイタカシギが休んでいます

2019年12月07日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市郊外の字伊佐沼にある伊佐沼の北側から南側に戻って、またすぐ目の前の浅瀬を観察しました。

 川越市郊外の伊佐沼(いさぬま)は、周囲の田んぼなどの農業用地に農業用水を供給する大きな池です。晩秋になり、農業用水の蓄えを減らした結果、浅瀬が増えています。

 南北方向に細長い伊佐沼の南側から近くの浅瀬などを観察しました。



 3週間前と同様に、南側の浅瀬にある浮島では、セイタカシギなどが休んでいます。セイタカシギは体温を奪われないように、片脚は羽根の中に入れて、1本脚で立っています。



 セイタカシギは、チドリ目セイタカシギ科に分類され、脚が長い体形です。平均の身体の大きさは37センチメートルです。

 この浮島には、セイタカシギが数羽います。実は弊ブログで、このセイタカシギのことを取りあげるのは3回目なので、少し心苦しいのですが・・。言い訳は、セイタカシギが野鳥観察愛好家の方に人気が高い点と、この伊佐沼では、いつもは北側のハス田で観察できたのに、今年は南側で観察できる特異な現象が起こっているからです(このことは、弊ブログの2019年12月6日編をご覧ください)。



 このセイタカシギの左側には、コサギが1羽、休んでいます。コサギは顔を羽根の中に入れて、寒さから身体を守っています。

 別のセイタカシギもいます。





 左側の地面にべったりと座り込んでいるセイタカシギの向かって左側にいるシギは種類が分かりません。

 このセイタカシギ2羽はあまり動きません。



 別のセイタカシギ2羽もあまり動きがありません。

 この浮島の左端にも、セイタカシギ1羽が休んでいます。このセイタカシギのすぐ右にいるシギは種類が分かりません(身体が小さいので、セイタカシギの幼鳥かもしれません)。



 この浮島の手前にある浅瀬を、カルガモなどが首を水中に入れながら、エサを探し続けています。

 浮島から少し離れた浅瀬を、ダイサギがエサを探しながら進んで行きます。







 12月も上旬になり、ダイサギは越冬に向けて、エサを探し、体力をつけようとしています。

 伊佐沼では、ここで冬を過ごす、カモなどやコサギ、ダイサギなどはまだまだ増えていきそうです。

 伊佐沼の南側の浅瀬で、ハマシギが飛び上がった話は、弊ブログの2019年12月5日編をご参照してください。