ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

静岡県熱海市内を流れる糸川沿いでは、アタミザクラの花が満開です

2015年02月21日 | 旅行
 静岡県熱海市市街地を流れる糸川沿いで開かれている“糸川桜まつり”会場では、当然、アタミザクラ(熱海桜)の花が満開です。

 このアタミザクラは日本で最初に咲くカンザクラ(寒桜)です。1月から咲き始め(陽当たりのいいところでは12月下旬から咲くそうです)、2月まで咲き続けます。

 アタミザクラは1960年代から熱海市内の各地に植えられ、現在、よく咲いています。山側(北西)から海(南東)に向かって斜面になっている熱海市内を流れる糸川沿いは、アタミザクラの並木が続きます。



 熱海市は、ここを観光地として売り出しています。JR熱海駅からなんとか歩ける距離で、近くには商店街・歓楽街があるからです。

 満開のアタミザクラの花には、やはりメジロが群がっています。


 
 北西から南東方向に向かって流れている糸川に対して、主な道路は北東と南西方向に通っています。その市街地・商店街の道路沿いに歩いて、熱海市銀座町にある和菓子店のときわぎ(常磐木)に向かいました。大正時代に創業した和菓子店で、その時代を感じさせる店舗の建物が人気です。



 訪れた日は残念ながらお店の定休日でした。このため、お目当てのきび餅は入手できませでした。

 糸川の上流にあるJR東海道線・東海道新幹線のすぐ上側には、木宮神社(きのみやじんじゃ)がそびえています。



 木宮神社の本殿の左側背後には、ご神木のオオクスノキ(大楠)がそびえています。



 お宮の背後にある巨木の幹がオオクスノキです。幹周りが約24メートル、高さ約26メートルのオオクスノキは樹齢2000年以上と推定されています。日本の神話時代から育っているそうです。

 クスノキは熱海市内を含めて、伊豆半島の山間部に多数生えています。伊豆半島の森を構成する主役の木です。

(追記)
 アタミザクラはインド原産の寒桜の一種です。明治4年ごろに、イタリア人が同サクラとレモン、ナツメヤシと一緒に、インドから熱海に持ち込んだそうです。その後、熱海の先人たちの不断の努力によって、アタミザクラの木が増殖され、名物になったそうです。寒い1月から咲き始める点が話題になりました。

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4 コメント

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熱海桜 (あきんど)
2015-02-21 16:37:53
熱海で、もう咲いている熱海桜は、華やかで春を感じさせます。
熱海市の観光の目玉になることがうなずけます。
この熱海桜にも、メジロが来ていることにも納得できます。
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木宮神社 (清浄無垢)
2015-02-21 18:33:55
熱海市にある木宮神社のご神木の大楠木はものすごい巨木ですね。
幹周りが20m以上あり、樹齢は2000年ですか。ものすごく昔で、日本は縄文時代でしょうか?
そんな昔からご神木があったとは驚きます。
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熱海桜 (INPUT)
2015-02-21 20:00:14
1月から咲き始める熱海桜は、桜としては早く咲きすぎるので、別格の桜です
今ごろ咲き始める寒桜の方が、染井吉野の前座を務める早咲きの桜という気がします。
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熱海の和菓子屋さん (二輪草)
2015-02-22 13:15:20
今回紹介されている熱海の和菓子屋さんは、老舗の雰囲気があって、美味しい和菓子をゲットできそうな感じです。組ましながらのつくり方で。美味しい和菓子をつくっている感じがします。
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