ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

京都市の二条城の梅苑では、ウメの木の半分ぐらいが開花しています

2012年03月17日 | 旅行
 京都市中京区にある元離宮二条城は、京都見物の主な見所の一つです。平成6年(1994年)12月に、京都市にある歴史的建造物の一つとして、世界文化遺産に登録されたためでしょうか、多くの外国人の観光客が次々と東大手門から城内に入って行きます。

 現在の二条城は、徳川家康が京都に滞在中の宿所としてつくられた平城です。そのハイライトは、大広間や書院が見事な二の丸御殿です。入り口の唐門(現在、修理中)から観光客は、桃山時代の武家風書院造りの建屋に次々に入っていきます。

 この二の丸御殿を見終わった観光客は、二条城のもう一つの魅力である本丸御殿などの周囲に設けられた庭を散策します。

 二の丸御殿を出て、西側に位置する本丸を囲う堀の周りにある庭に向かいます。



 その堀の石垣の水面近くに、カワウ(たぶんカワウと推定しています)が1羽、じっと留まっています。日向ぼっこをしている感じでした。



 本丸御殿などの周囲を巡るように設けられた庭では、桜の園や梅苑などが有名です。4月初めのサクラが咲くころには、二条城の園内で配布される“サクラの木マップ”が役に立ちます。いろいろな種類のサクラの木が植えられているからです。

 現在は、桜の園のサクラの木は落葉した冬景色のままです。これに対して、その奥にある梅苑は、半分程度のウメの木が白梅を中心に開花しています。



 約100本のウメの木が並ぶ梅苑は、蕾が膨らんだ状態のウメの木も半分ほどあり、すべてが開花するのはもう少し先のようです。



 外堀側に植えられた、背の高いマツの木などの梢に野鳥が来ています。野鳥の種類は分かりませんでした。

 二条城の本丸御殿の周囲にある庭から、二の丸御殿の外側にある庭を経由して、東大手門の入り口に出ます。一周するのに、約1時間はかかります。この本丸御殿と二の丸御殿の外側の庭には、さまざまな木が植えられており、四季折々の花を咲かせます。

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2 コメント

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15代将軍の徳川慶喜が (CCC)
2012-03-17 12:53:42
二条城の二の丸御殿にある大広間・一の間と二の間は、15代将軍の徳川慶喜が大名を集めて、「大政奉還」を発表した場所です。徳川幕府の265年の歴史に幕を閉じた場所です。
二条城は、初代の徳川家康の宿舎としてつくられ、徳川家の最後を迎える場所にもなりました。
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清流園 (ZOZO)
2012-03-18 18:30:27
二条城のハイタイトは二の丸御殿ですが、四季折々の花木を楽しむ時は、北側の清流園がお薦めです。
清流園は、元々は河原町二条にあった旧角倉屋敷の一部と庭石・庭木などを譲り受けたものです。洋風庭園と池泉回遊式山水園(和風庭園)の和洋折衷が見事です。ぜひ一度。
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