ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県比企郡川島町八幡にある越辺川のコハクチョウ飛来地では、オナガガモなども元気です

2019年12月29日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡川島町八幡にある越辺川のコハクチョウ飛来地にコハクチョウの群れを観察しに行った話の続きです。

 川島町八幡にある越辺川(おっぺがわ)に支流の川が流れ込む水門がある場所は、川の流れが大きな淀みにています。



 この大きな淀みは水鳥たちにとって過ごしやすいようで、コハクチョウとともにオナガガモやオオバン、カルガモ、コサギやダイサギなども、ここで晩秋から春まで過ごします。





 コハクチョウの群れの一部が浅瀬に近づいて来ると、オナガガモやオオバン、カルガモなども浅瀬側にやって来ます。コハクチョウがエサを見つけたと思うようです。









 大きな淀みの中に中州があり、中州の岸辺ではオナガガモやカルガモなどが休んでいます。

 その中州の奧の対岸側には、ごく一部のコハクチョウとコサギやダイサギなどが点々と休んでいます。



 左端にいる2羽のダイサギ(たぶんダイサギ)は、何をしているのか、何かを争っているのか不明です。





 大きな淀みにある、のどかな平和な水鳥の楽園では、エサを争う紛争が時々、起きています。

埼玉県比企郡川島町八幡にある越辺川のコハクチョウ飛来地では飛来数が増えていました

2019年12月28日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡川島町八幡にある越辺川のコハクチョウ飛来地にコハクチョウの群れを観察しに、また行って来ました。

 川島町八幡にある越辺川(おっぺがわ)に支流の川が流れ込む水門がある場所は、川の流れが大きな静かな淀みになっています。

 毎年飛来するコハクチョウの群れは、この淀み付近で夜を過ごします。水辺の中の方が外敵から襲われずに安全だからです。



 川島町八幡にある越辺川の土手の上から見た水門辺りです。午前11時ごろに訪問しました。



 入り口には「現在のコハクチョウの飛来数は約80羽」と表示されていました。

 水門辺りの淀みには、30数羽ていどのコハクチョウがいました。





 この日は晴天で水面が光っています。逆光での撮影は厳しいものがあります。

 残りのコハクチョウは、また下流側か、西側にあるイネ狩りが済んだ田んぼに落ち穂などのエサを探しに行っている様子です。

 水門辺りの淀みに広範囲に広がって過ごしているコハクチョウたちです。







 コハクチョウの群れの中に、顔や主翼の羽根の色がまだ灰色の幼鳥がいます。この幼鳥は今年春にシベリア地方などの北側で産まれ、日本まで何とか飛んで来た幼鳥です。最初の大きな試練の旅です。







 日本で過ごす冬の内に、成鳥にまで育ちます。3月末に北に帰るだけの体力ある身体に仕上げます。

 コハクチョウたちは、エサを探して下流や上流などに行ったり来たりしています。

 コハクチョウたちは比較的のんびりと過ごしているように見えました。

 昨日のテレビのニュースでは、この越辺川のコハクチョウ飛来地から北東方向にある大型ショッピングモールが、10月12日深夜に通過し大雨を降らせた台風19号によって増水し冠水した被害からやっと本元通りになり、再オープンにこぎ着けたと報じていました。

 この辺りの越辺川流域では、場所によってはかなり冠水したところがあったそうです。

 なお、2週間前に、この川島町八幡にある越辺川のコハクチョウ飛来地に行ってコハクチョウを観察した話は、弊ブログの2019年12月14日編をご覧ください。

東京都千代田区日比谷公園にある日比谷公園では、鶴の噴水はいつものように水を噴き上げています

2019年12月27日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区日比谷公園にある日比谷公園では、12月下旬となり、ほとんどの落葉樹の葉が落ちて、初冬の雰囲気が色濃くなっています。

 約3週間前に、日比谷公園を散策した時は、イチョウの木が黄色い葉をたくさん付けており、カエデの木も紅葉した葉を付けていました。約3週間経って、ほとんどの葉が落ちています。

 日比谷公園の南西側にある雲形池の真ん中に設けられた鶴の噴水は、ある程度の勢いの水を噴き上げています。



 今回は、雲形池を囲む木々の葉が落ちたために、背景があいまいになり、吹上げている鶴の噴水の水があまりよく見えません。



 対岸で育つ大きなイチョウの木も、黄色い葉をすべて落としてしまいました。

 雲形池の周りを歩きながら、吹上げている鶴の噴水を撮影しています。





 雲形池の周りで、あちこちで花を咲かせているのは、ツワブキです。





 黄色いツワブキの花は花が少ない今ごろは、かなり目立ちます。

 葉がいくらか緑のままで、白い花をいくつか咲かせているツツジ系です。キシツツジ系の「ワカサギ」の花だと表示されています。



 雲形池の南西側にある日比谷公園大音楽堂(日比谷野外音楽堂)の周りには、園芸種の花が植えられています。ストックなど初冬の時期から花を咲かせる品種が植えられています。







 日比谷公園大音楽堂(日比谷野外音楽堂)の周りでは、1本だけ葉を落とさず、黄色く色づいた木がありました。木の品種は分かりません。



 この日比谷公園の中を散策したのは、12月25日の午後でした。日比谷公園の北西側に道路を挟んで向かい側に東京地方検察庁・東京区検察庁のビルが立っています。

 この日は午前に東京地検特捜部が衆議院議員の秋元司容疑者を逮捕した日でした。

 このため、日比谷公園の西側の道路には、東京のテレビ局などのクルーが東京地方検察庁・東京区検察庁のビルに入る秋元司容疑者を載せた車を撮影しようと大混雑していました。テレビ局の多数の中継車が留まっています。

 晩秋・初冬の珍事でした。

 約3週間前に、弊ブログで日比谷公園にある雲形池の真ん中に設けられた鶴の噴水を観察した話は、弊ブログの2019年12月4日編をご覧ください。

埼玉県坂戸市郊外の高麗川河川敷につくられた浅羽ビオトープでは、カワセミに出会いました

2019年12月26日 | 季節の移ろい
 埼玉県坂戸市郊外の西部を流れている高麗川の河川敷につくられた浅羽ビオトープは、水辺の自然観察公園なのでカワセミを観察できます。

 この坂戸市浅場にある浅羽ビオトープは、埼玉県内ではとても有名な野鳥観察ポイントです。

 浅羽ビオトープの中を流れている疏水は、高麗川(こまがわ)水系の水を呼び込んで設けた小川です。



 高麗川は、入間川・荒川系の支流です。埼玉県内を大まかには西から東に流れています。

 浅羽ビオトープの小川沿いにある小道を進むと、お目当てのカワセミがいました。







 疏水の中で泳いでいる小魚を狙っています。カワセミは、何回か疏水に飛び込みました。





 枯れたヨシに留まって、疏水の水面を眺めています。水中の小魚の動きを見ています。





 疏水沿いの木には、ジョウビタキのオスが出て来ました。





 ジョウビタキのオスは、日本の本州を西側から東に向かって移動してきました。このジョウビタキのオスは、ここが気にいって滞在しています。



 このジョウビタキのオスは枝から枝へと、小刻みに移動しています。







 この疏水沿いに並ぶ雑木林の木々の上部では、イカルの群れが飛び回っています。



 初冬になり始めた枯れ野の中で、浅羽ビオトープではカワセミなどと出会うことができ、とても幸運でした。

埼玉県坂戸市郊外の高麗川河川敷につくられた浅羽ビオトープには、イカルが来ています

2019年12月25日 | 季節の移ろい
 埼玉県坂戸市郊外の西部を流れている高麗川の河川敷につくられた浅羽ビオトープには、もうイカルの群れが来ていました。

 この坂戸市浅羽にある浅羽ビオトープは、埼玉県内ではとても有名な野鳥観察ポイントです。

 浅羽ビオトープの中を流れている疏水は、高麗川(こまがわ)水系の水を呼び込んで設けた小川です。







 この浅羽ビオトープも今年10月12日深夜に通過した台風19号が降らせた大雨によって、河川敷きはかなり水位があがり、荒れたと聞いていました。高麗川は、入間川・荒川の支流で、当時は水量・水位が限界まで達した流域です。

 今年3月以来の約9カ月ぶりに浅羽ビオトープを訪れてみると、台風19号の跡はもう感じられませんでした。綺麗な水の疏水です。

 この浅羽ビオトープ沿いに続く雑木林にもうイカルの群れが来ています。イカルは2グループに分かれていて、それぞて10数羽ずついる感じです。







 イカルは白い羽根の身体の大きさが23センチメートル前後で、大きな黄色いクチバシが特徴です。見た目は大きな“文鳥”です。







 葉が落ちた木の枝に実がついていて、この実を食べています。黄色い大きなクチバシが、硬い木の実を砕くといわれています。



 こうした木々は細かい枝が多数伸びているため、イカルにはなかなかフォーカスが合いません。

 イカル達ちは落ち着いた様子で、木の枝から枝へと実を求めて移動しますが、この木の実を食べ尽くすまでは滞在しそうな様子です。

 こうした雑木林の根元の草原部分には、たぶんセイヨウタンポの花ではないかと推定される黄色い花が数輪、咲いています。



 浅羽ビオトープ沿いにあある杭の上に、ジョウビタキのオスが留まりました。



 日本の晩秋風景にはもう慣れた様子のジョウビタキです。