何とか引き分けた
日本中が期待に震えながら観戦した試合場では6万人集まったというからサッカー人気は本物
顔ぶれは揃った。本田も香川も長友もいる。体調は別として日本のベストメンバー
この試合、遠藤が目立ったシュートは惜しくも外れたけど誰よりも際立っていた頼りになる存在
キーパーでかいな195cmだってー
敵の選手で目立ったのは刺青。あんないっぱい彫ってテレビで観ている全国のサッカー少年達に影響を与えるだろうな
最後は本田が決めてくれた凄い弾丸シュートだった。やっぱり本田は頼りになる。香川は本田と一緒にいると何だか本田を頼りすぎて自分で決めようとする「男気」に欠けるような気がする。詳しいことはわからんけど・・・
一定度の技術を習得したらその上は精神力の強さがものをいう強烈な戦闘意欲
「小学校同窓会の話」
1泊旅行で小学校同窓会に参加した生まれた土地で中学の1年生1学期まで生活した場所。
小さなこの田舎町で遊んだ記憶はしっかりの残っている。
かくれんぼ、土地で呼ぶ「パッチン」、雨あがりの地面に五寸釘を打ち付けて刺し、競う少し危ない遊び、これらはお寺の境内が戦場だった。
参加者男9人、女8人。先生はいなくて(もうこの歳になると当時の先生80は越えている。物故者も多いー)小さな小学校にしてはよく集まった。計17人の旅、場所は天草島の大矢野。
男性は皆よく覚えていた。女性は二人だけは覚えていた。近所のTさん、子供心に憧れを抱いていた人。そして、Iさんは意思をぶつけてケガをさせた相手。学校帰りに何故か覚えていないが帰路の列に石を投げつけて偶々当たったIさんの頭を傷つけたのだ。
帰ると事変を知ったオヤジが単車の後ろに私を乗せIさんのお宅に謝りに行ったことを覚えている。
宴会が始まってすぐ隣に行き、事情を話して半世紀ぶりに謝罪。
本人はすっかり忘れていたという。傷も残っていなかったという。少し安堵の息を吐いた
高校も中学も同窓会はあるのだが当時好きだった女の子にこの年で出会うと若干面食らう
「あれーっ・・・」
半世紀という歳月の経過がすべて。苦労のしわは深く、皮膚は重力に抗えない。そして見事な越し回り
大事な記憶はそっと綺麗なまんま心の奥底に留めて置いた方がいいのかもしれない。
夜は男子2部屋に分かれて寝ることになった。ところが事件が起こる。
私の4人部屋の一人が現在地球で生息する全て動物のうちで最も猛烈な「いびき」を発する存在だったのだ
酔っ払った勢いですぐ寝付いたけど、またすぐ目が覚めた。ガー、ズーッ、ドヒョ-、これが規則的ならまだしも変則的手法。
こりゃダメだ。見ると一人はすでに逃避していた。私も絶対眠れないと思い、「さてどこで寝よう」そうだ風呂場だ。あそこには休憩室がたしかあったし、休むベッドもあった
4階の部屋からそろりそろり這い出し、7階のお風呂場へ。ところが休憩所はあるのだが、テーブルと一人用のイス。イスを合わせて簡易ベッドをーいうという考えは甘かった。風呂場は鍵がかかっていて中には入れず確かベッドがあったはずだけどそれは閉ざされた更衣室の中。
そこで今度はロビーを思い出す。壁際に長いソファーがあったはず。1に階降りてみると先客あり!!私の部屋の友がすでにそこにいた。しかも掛け布団まで運んでいる。ソファーは仕切りのない長いものでベッドに代用するに充分の長さ。
又部屋に戻り掛け布団を抱いて、また安眠場にー何とか2~3時間は睡眠確保できたろうか?
翌朝を部屋に戻り、ご本人を見ると何も気付くことなくすまし顔。残った一人は我慢して部屋にいて1時間くらいしか寝ていないという。
同じことが隣の部屋でも起こっていた。「ガー」の張本人はK君。これは自覚あり。トイレに起き出してみると部屋には誰いないふすまを開けてトイレに出ようとすると部屋のタタキードアから入ってスリッパを脱ぎ、部屋に入る前の板敷きの狭い空間、ここからトイレ・洗面場に繋がるー二畳もない狭いところに避難民は重なるようにして寝ていたという。
まるで修学旅行だ。帰りは案の定、皆黙って寝ていた
日本中が期待に震えながら観戦した試合場では6万人集まったというからサッカー人気は本物
顔ぶれは揃った。本田も香川も長友もいる。体調は別として日本のベストメンバー
この試合、遠藤が目立ったシュートは惜しくも外れたけど誰よりも際立っていた頼りになる存在
キーパーでかいな195cmだってー
敵の選手で目立ったのは刺青。あんないっぱい彫ってテレビで観ている全国のサッカー少年達に影響を与えるだろうな
最後は本田が決めてくれた凄い弾丸シュートだった。やっぱり本田は頼りになる。香川は本田と一緒にいると何だか本田を頼りすぎて自分で決めようとする「男気」に欠けるような気がする。詳しいことはわからんけど・・・
一定度の技術を習得したらその上は精神力の強さがものをいう強烈な戦闘意欲
「小学校同窓会の話」
1泊旅行で小学校同窓会に参加した生まれた土地で中学の1年生1学期まで生活した場所。
小さなこの田舎町で遊んだ記憶はしっかりの残っている。
かくれんぼ、土地で呼ぶ「パッチン」、雨あがりの地面に五寸釘を打ち付けて刺し、競う少し危ない遊び、これらはお寺の境内が戦場だった。
参加者男9人、女8人。先生はいなくて(もうこの歳になると当時の先生80は越えている。物故者も多いー)小さな小学校にしてはよく集まった。計17人の旅、場所は天草島の大矢野。
男性は皆よく覚えていた。女性は二人だけは覚えていた。近所のTさん、子供心に憧れを抱いていた人。そして、Iさんは意思をぶつけてケガをさせた相手。学校帰りに何故か覚えていないが帰路の列に石を投げつけて偶々当たったIさんの頭を傷つけたのだ。
帰ると事変を知ったオヤジが単車の後ろに私を乗せIさんのお宅に謝りに行ったことを覚えている。
宴会が始まってすぐ隣に行き、事情を話して半世紀ぶりに謝罪。
本人はすっかり忘れていたという。傷も残っていなかったという。少し安堵の息を吐いた
高校も中学も同窓会はあるのだが当時好きだった女の子にこの年で出会うと若干面食らう
「あれーっ・・・」
半世紀という歳月の経過がすべて。苦労のしわは深く、皮膚は重力に抗えない。そして見事な越し回り
大事な記憶はそっと綺麗なまんま心の奥底に留めて置いた方がいいのかもしれない。
夜は男子2部屋に分かれて寝ることになった。ところが事件が起こる。
私の4人部屋の一人が現在地球で生息する全て動物のうちで最も猛烈な「いびき」を発する存在だったのだ
酔っ払った勢いですぐ寝付いたけど、またすぐ目が覚めた。ガー、ズーッ、ドヒョ-、これが規則的ならまだしも変則的手法。
こりゃダメだ。見ると一人はすでに逃避していた。私も絶対眠れないと思い、「さてどこで寝よう」そうだ風呂場だ。あそこには休憩室がたしかあったし、休むベッドもあった
4階の部屋からそろりそろり這い出し、7階のお風呂場へ。ところが休憩所はあるのだが、テーブルと一人用のイス。イスを合わせて簡易ベッドをーいうという考えは甘かった。風呂場は鍵がかかっていて中には入れず確かベッドがあったはずだけどそれは閉ざされた更衣室の中。
そこで今度はロビーを思い出す。壁際に長いソファーがあったはず。1に階降りてみると先客あり!!私の部屋の友がすでにそこにいた。しかも掛け布団まで運んでいる。ソファーは仕切りのない長いものでベッドに代用するに充分の長さ。
又部屋に戻り掛け布団を抱いて、また安眠場にー何とか2~3時間は睡眠確保できたろうか?
翌朝を部屋に戻り、ご本人を見ると何も気付くことなくすまし顔。残った一人は我慢して部屋にいて1時間くらいしか寝ていないという。
同じことが隣の部屋でも起こっていた。「ガー」の張本人はK君。これは自覚あり。トイレに起き出してみると部屋には誰いないふすまを開けてトイレに出ようとすると部屋のタタキードアから入ってスリッパを脱ぎ、部屋に入る前の板敷きの狭い空間、ここからトイレ・洗面場に繋がるー二畳もない狭いところに避難民は重なるようにして寝ていたという。
まるで修学旅行だ。帰りは案の定、皆黙って寝ていた