経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門伊丹 敬之東洋経済新報社このアイテムの詳細を見る |
「ニーズは作り出さないと売れない」
そう感じる今日この頃。
情報の発信を怠ってきた間は否めない。
精神的に荒廃しきっていたこともあるが、
精神的な荒廃をまず乗り切るには、
結果を出し、収入を上げることが先立った打ち手、
情報発信に、情報収集に再度力を入れよう。
----
この本は、会社の事業部のトップが薦めてくれた本。
まだ、4章のところを詳しく読んだだけだが、なかなか面白いので、シェア。
4章では経営の全体像を見るということを元に、
①事業の枠(戦略)
②仕組みの枠(経営システム)
③プロセスの枠(場)
④人の枠(人事)
⑤思考の枠(経営理念)
へのマクロマネジメントをいかになすべきかをとく。
本書のすべてを分析をするというのも、
読書の楽しみをそぐであろうから、4章のすでに読んだところまでで、
私の仕事上役立ちそうなところを中心にシェアしたい。
まず、170ぺーじの上の一番の上位の概念として置かれている
◆「事業戦略」について。
事業戦略には二つの観点からの勝利が必要。
A:「競争相手に対して優位を確立する」
⇒ a 製品差別化
b 価格差別化
c サービス差別化
d ブランド差別化
*競合が安易に追いつけない長期的なものであることが必要。
競合しないためのすみわけの観点が必要。
B:「顧客の心を引き寄せるという勝利」
のふたつ。
*以下は個人的に顧客への提案の際にフレームとして使いやすいと思ったので、
レジュメ的な書き方。
◆ 戦略の定義:
「市場の中で組織の活動の長期的な活動の基本設計図」
☆付随するキーワード
市場=顧客ニーズ、競争相手の動向
組織=CI的な観点も考える
活動=実行可能性
◎ 戦略を決めるのに必要な事項
「将来のありたい像」
↑ ↑ ↑ ⇒ ☆ギャップ=変革の戦術・シナリオ
ボトルネックは?
「現在のありたい姿」=何を武器としてどんな能力を持った企業でありたいか?
(現在の事業の優位性をどう持たせたいか?)