本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

サルトル氏への手紙、存在と嘔吐への書簡 :SKHP#12

2007-11-13 02:01:37 | 再起、口だけでない本当のプロを目指して
存在は不確定なものとして対自存在から即自存在へと問いかけられうるもの。
不確実なもの、つまりは、存在しないという存在への問いかけというのが、
あなたの問いかけでしたね。
個人的には、あなたの考えに一投を問いかける命題を思い浮かべれたと思ったのですが、やはりあなたの問いに終始してしまい、悔しく思っております。

人間存在の不幸。
それは、おそらく即自-対自という概念を超えて、
その中途半端な優秀さゆえに、
自分の人生、かかわりうる人々との対他的空間的広がりにおいて、
すべて存在しているという恐怖
すべて存在しているという恐怖への自己投企への試みから、
グロテスクなズレが出て、この耐え忍びがたい
対自存在という無意味な試みが生まれる。

それゆえ、
悩みをいただくということなのでしょう。
対自の即自という存在しない存在の希望と絶望からの投企。
無力さ。
それゆえ、身がもだえる嘔吐を催す。
どうでしょう。
サルトルさん、
あなたが生きておられたら、どうご回答なさいますでしょうか?
サルトルさん自身も、私という対自という存在からすると、
即自的存在であり、
生存してようが、死んでおられようが、さして大きな差はないんですよね?
サルトル的即自の残片をお持ちの即自的サルトルさん、
どうお考えになられますか?
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苦しみの哲学 : 再起、口だけでない本当のプロを目指して#11

2007-11-13 00:54:10 | 再起、口だけでない本当のプロを目指して
好き、嫌い
楽しい、苦しい
感情を越えて好きになる
亀裂の向こうにあるもの
好き、嫌い
その中間を抉りこんで
自分を投じる
それが仕事、
端を楽にするということ
好きなものに本気でアプローチする拒否をされるかもしれないという絶望のふちに立たされた恐怖
そこそこすきでもないものに拒否をされるという屈辱
嫌いなものに熱心にアプローチしなければならないというピエロ

好きで好きで仕方ないもの以外には本気でアプローチしないという怠惰
端を楽にすることと、
恋の営みを同列に並べることは出来ないが、
生命力・経済力・人的魅力の薄い自分に、時分においては、
苦しみのハザマで、
熱心に青白い情熱と琥珀色の情熱を両手に携えて、
アプローチしていくしかない。

美しき、嘔吐物を生産するために・・・
醜き、ものを清算するために・・・
苦しみの哲学第●章・・・

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