Natural Snow Buildings - The Dance of the Moon and the Sun (2006) [Full Album]
町に流れるメロディ。
残酷に時間はながれていく。
駅前で美しいギターをひくミュージシャン。
伝えたいという想い。
自然と伝わる想い。
悲しい音色は夜の町に漂う。
残酷に時間は迫っていく。
消えてなくなるという事実。
抱きしめては、砂のようにするりと、通り抜けていくメロディ。
夜の無音の中に解き放たれた残酷の感情。
近づこうとすると、刃が突き刺さる。
血だらけになった美女。
愚者は美女をみて、なす術がない。
美しい美女を救い出したい。
彼女の周りには美しいメロディが流れている。
美しいメロディ。
近づこうとすると、刃が突き刺さる。
勇者は美女をみて、美女を取り囲む一本一本の刃を血だらけになって、
抜いていこうとした。
勇者の刃は、美女の傷をすこしずつ癒していった。
美女の顔に笑顔が戻ってくる。
勇者は美女を守るという命題のもとに、身を滅ぼし、幸せな最期を迎えた。
それをみた愚者は、美女がようやく、刃から解放され、自由のみになったことを確認し、
美女に近づいた。
愛情で満たされた美女は幸せをいったん勇者により与えられたが、
愚者の愚行により、本質は見捨てられた。
本質は見失った美女には、また
こないだよりえぐい刃がささっていった。
愚者は戸惑った。
僕のせいじゃないよ。
世界にもう勇者はいない。
美女のうつくしき柔らかい肢体は徐々にこなごなになり、
愚者はその場から逃げ出していった。
僕は愛していたのに。
愚者は気づいていなかった。
自分の中途半端なキモチが若く美しい美女を粉々に砕け散らせたのだということを。
教会の鐘の音が鳴る。
夜はあけ、朝が訪れる。
朝露のひかりのなかで、若い美女がまたひとり生まれた。
美しき物をけがしていく残酷さ。
愚者はまた今日も勇者になりたいと思い
自分をいつわり、愛情を崩していく。
どうか、美女が今日こそは救われますように。
町に流れるメロディ。
残酷に時間はながれていく。
駅前で美しいギターをひくミュージシャン。
伝えたいという想い。
自然と伝わる想い。
悲しい音色は夜の町に漂う。
残酷に時間は迫っていく。
消えてなくなるという事実。
抱きしめては、砂のようにするりと、通り抜けていくメロディ。
夜の無音の中に解き放たれた残酷の感情。
近づこうとすると、刃が突き刺さる。
血だらけになった美女。
愚者は美女をみて、なす術がない。
美しい美女を救い出したい。
彼女の周りには美しいメロディが流れている。
美しいメロディ。
近づこうとすると、刃が突き刺さる。
勇者は美女をみて、美女を取り囲む一本一本の刃を血だらけになって、
抜いていこうとした。
勇者の刃は、美女の傷をすこしずつ癒していった。
美女の顔に笑顔が戻ってくる。
勇者は美女を守るという命題のもとに、身を滅ぼし、幸せな最期を迎えた。
それをみた愚者は、美女がようやく、刃から解放され、自由のみになったことを確認し、
美女に近づいた。
愛情で満たされた美女は幸せをいったん勇者により与えられたが、
愚者の愚行により、本質は見捨てられた。
本質は見失った美女には、また
こないだよりえぐい刃がささっていった。
愚者は戸惑った。
僕のせいじゃないよ。
世界にもう勇者はいない。
美女のうつくしき柔らかい肢体は徐々にこなごなになり、
愚者はその場から逃げ出していった。
僕は愛していたのに。
愚者は気づいていなかった。
自分の中途半端なキモチが若く美しい美女を粉々に砕け散らせたのだということを。
教会の鐘の音が鳴る。
夜はあけ、朝が訪れる。
朝露のひかりのなかで、若い美女がまたひとり生まれた。
美しき物をけがしていく残酷さ。
愚者はまた今日も勇者になりたいと思い
自分をいつわり、愛情を崩していく。
どうか、美女が今日こそは救われますように。