桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか | |
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リーダーシップの2つの類型に関わる記述が面白い。
著者がハーバードのビジネススクールで学んだリーダーシップと、ケネディスクールで学んだリーダーシップの話の部分である。
ハーバードのビジネススクールで学んだのはいわゆるビジネス上でのリーダーシップのこと。
「戦略を立て、実行し、結果を出すためのもの/強くビジネスを家人するひとこそリーダー」であるという考えで、「会社をより良くするためには、時にはリストラのような厳しい判断を下すことも必要とするもの」
ビジネスでは四半期のごとの結果が伴うからということで著者もこちらに賛同していたという。
ところが、著者がサンリオで業績を急回復させた時に、ふと振り返ると付いてくるひとがないという経験をしたそうだ。
そこで、ケネディスクールで学んだリーダーシップの話がでてくる。
ケネディスクールはどちらかというと政治のリーダーを排出しているスクールのようで、リーダーシップの定義としては、「民衆に受け入れられる最大の変化をもたらす」ということのようである。
多くの人に受け入れられる最大の変化をこすというリーダーシップを実践するようになって、著者のビジネスも変わったという。