本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

2014年こそエロではなく、ゼロをイチに。

2013-12-29 17:02:22 | 進化。2013。2014。脱皮。
ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社


ひとことでいうと、
ホリエモンの「ゼロからイチ」を描いた本だ。

ホリエモンが獄中生活の時から振り返り、働くことの意味を考えた本。

不屈の経営者、上昇思考の堀江氏が人生を通じて学んで来たことがあますことなく伝えられている。経営者として、自律した一人の男としての孤独に耐えながら、感情に流されず理性に下がいい着ていく決断をした男の半生から勇気がもらえます。

以下印象的なフレーズを抜粋。

◉仕事でも人生でも、もちろん異性関係でも、キョドッてしまうのは、性格の問題ではない。ましてや、ルックスなど関係ないし、学歴や収入、社会的な地位とも関係ない。これはひとえに「経験」の問題なのである。
そして経験とは、時間が与えてくれるものではない。
だらだらと無駄な時間を過ごしたところで、何の経験も得られない。
何かを待つのではなく、自らが小さな勇気を振り絞り、自らの意志で一歩前に踏み出すこと。経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていくのである。
94-95㌻...

◉勉強でも仕事でも、あるいはコンピョーターのプログラミングでもそうだが、歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない。努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。なにもかも忘れるくらいに没頭すること。76㌻より

◉人が新しい一歩を踏み出そうとする時、次へのステップに進もうとする時、そのスタートラインにおいては、誰もが等しくゼロなのだ。
つまり、『かけ算の答え』を求めているあなたはいま、『ゼロ』なのである。
そしてゼロに何をかけたところで、ゼロのままだ。物事の出発点は『かけ算』ではなく、必ず『足し算』でなければならない。まずはゼロとしての自分に、小さなイチを足す。小さく地道な一歩を踏み出す。本当の成功とは、そこからはじまるのだ。(28-29㌻より)」

◉僕に言わせると、その発想が既に「ノリの悪さ」を表している。チャンスを見極める目なんて必要ないのだ。少しでも面白いと思ったら、躊躇せずに飛び込む。そうしないと、せっかくやって来たチャンスは流れる桃のように過ぎ去ってしまう。101㌻より

◉感情に流された決断には、迷いがつきまとい、後悔に襲われる可能性がある。
しかし、理性の声に従った決断には、迷いも後悔もない。過去を振り返ることなく、前だけを向いて生きていくことが出来る。162㌻より

◉アイデアは頭の中からひねり出す時代から、インターネットで検索し、組み合わせる時代になっているのだ.
そこで勝負を分けるのは、スピードと実行力である。
手持ちのアイデアを、いかに具体的な行動に落とし込めるか。そのために一歩踏み出す勇気を持ち合わせているか。
口先のアイデアを披瀝しても、なんら評価の対象にならない。アイデアを実行に移し、誰よりも早く形に出来た人だけが評価されるのだ。215㌻

◉情報を得ることは、未来を知ることである。219㌻より
コメント
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