本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

失敗の考察 : 知のコングロマリット#97

2010-03-18 19:07:58 | 知のコングロマリット
「マイナス」のプラス ――反常識の人生論
外山 滋比古
講談社

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自分を革命したい。もっと革命的な人間になりたい、縛りを解き放たれた人間になりたい。恐れをなくし、果敢な人間になりたい。
そんな思いから、この本を読んだ。じわっとパワーが出る本です。

いくつかいい言葉を抜粋し、共有したいと思います。

「最後の最後まで生きるために力をつくすのが美しい」
「失敗を糧にして、七転び八起きの人生を展開するのが生き甲斐」
「不幸という敵があるから、それに負けまいという意志と努力が生まれる。それがしばしば成功に繋がる」
「若いうちは強敵、大敵が必要」

自信喪失への対処法:
不遇の中にチャンスがあるということに気づくことが必要。

コンプレックスについて:
「人間は強者の近くでコンプレックスをいだく。負け犬の意識である。それを意識するのはつらいことだが、後になって考えてみると、コンプレックスは弱虫を励まし、力づける先生のようなものである。感謝することこそあれ、これを呪ったりしてはいけない。」

自尊心について:
「力のないものに限って自分は偉いと思い込む。
 周りの人を大切にすることで自分が高まるなどということは夢にも考えない」

スケジュール管理について:
人生に成功するには日々の予定をうまく立て、しっかり消化、遂行していくことが大切である。

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