政治家は本当に国のことを考えているのだろうか。裏金問題を見ていると、どうひいき目に見ても選挙に勝つことしか考えていない。選挙に勝つために領収書の必要のない金が必要になり、だから裏金が必要になる。選挙に勝ち続ける自民党はそうやって当選者を増やしてきたのだ。自民党は否定するだろうが、そう疑われてもしょうがないのである。
彼らの理屈は「政治は金がかかる」である。しかし違う。「選挙に金がかかる」のだ。私設秘書をたくさん雇って選挙民の陳情を処理したり、後援会組織の拡大をねらったり、さまざまな選挙対策を金の力でやっている。ルール上認められているからいいと反論するのだろうが、こういうことばかりするから、本当に政治を志す若者は政治家になれず、二世議員だらけになってしまうのだ。
お坊ちゃま議員は態度だけはでかいけれども、「先生」と呼ばれて浮かれているだけなのだ。世耕議員のことである。これでは日本の政治は悪くなる一方であろう。
それでもなんとかやっていられるのは、優秀な官僚がいるからだ。逆に政治家がいないほうがもっとまともな行政になるにちがいない。
とりあえず岸田首相が今行うべきことは解散総選挙である。いらない議員を一回選挙でおとすのが一番いい。
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