自民党総裁選が本日告示だそうだ。しかし始まった時にはもう当選者がきまっている。いつもの通り茶番劇が繰り広げられ、それに外野が無意味なコメントをするだけだ。政治に関心がなくなる構造をつくっていて、「国民の政治離れ」と嘆く。政治離れをつくっているのは、政治家とマスコミである。自分らの責任をたなにあげて国民に責任を擦り付ける。本当にくさっている。
そもそも統一教会の問題や裏金問題によって議席数を増やした政党に次の政権をとる権利がないはずなのだ。自分たちが偉そうにできたのは、不正をおこなってきたからなのだから、身を引くのが筋である。それでも自分らに政権をまかせてほしいならば、もっと謙虚に自分らの反省を明確にしめしてもらわなければならない。
野党の案をそのまま自分の案にするならば、野党に対して真摯に謝罪することから始める必要がある。その上で国防の問題とか、憲法の問題とか、経済の問題で自分の独自の政策を示すべきだ。9人も立候補して、この短い期間に議論が盛り上がるはずがない。自分の意見を言って終わりだろう。盛り上がっているとあおっているコメンテーターが多いが、これが盛り上がりといえるはずがあるまい。
結局は茶番に終わる。もっと議論自体が盛り上がり、国民が議論を聞いて自分の判断をできるような政治をつくっていただきたい。与党にも野党にも真面目に議論のできる人たちはいる。そういう人が前面に出て来るような裏の無い政治であってほしい。
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