ラーチャプルック花博公園前を右折して、暫く道なりに進むと写真のワット・ドイカムの案内板が見える。左折すれば自動車で丘上の境内まで進むことができ、右折すれば徒歩にて階段を上ることになる。
その案内板の奥に、プーセ・ヤーセの祠がある。何時ごろ建立されたのか、タイ字が読めないので、ここに記載できないが、近年の建立と思われる。
このドイカムでプーセ・ヤーセは信仰されており、夫婦の人喰い鬼(ヤック)であるが、これもラワ族であるといわれている。大昔、プーセ・ヤーセは人肉を食べる鬼として、ラワ族に恐れられていた。その頃、この地に仏陀が訪れ、人々に仏法を伝授していたが、プーセ・ヤーセは全く耳をかそうとしなかった。そこで、仏陀が目の前で奇跡を起こして見せると、恐れおののいたプーセ・ヤーセは改心して、人喰いを止めた。
しかし、人肉の代わりに獣の肉が食べたいと言い出した。人々は、毎年5月か6月頃に水牛を一頭生贄にする儀式をし、プーセ・ヤーセはその礼として人々の守り神となった・・・という、伝承が伝えられている。
行って見たのは、正午ころであったが、多くの人々が参拝に訪れ、花を手向けて何か祈っている。狭い祠では10数名の人々で溢れ、祠の外にも待機している。
このドイカムでプーセ・ヤーセは信仰されており、夫婦の人喰い鬼(ヤック)であるが、これもラワ族であるといわれている。大昔、プーセ・ヤーセは人肉を食べる鬼として、ラワ族に恐れられていた。その頃、この地に仏陀が訪れ、人々に仏法を伝授していたが、プーセ・ヤーセは全く耳をかそうとしなかった。そこで、仏陀が目の前で奇跡を起こして見せると、恐れおののいたプーセ・ヤーセは改心して、人喰いを止めた。
しかし、人肉の代わりに獣の肉が食べたいと言い出した。人々は、毎年5月か6月頃に水牛を一頭生贄にする儀式をし、プーセ・ヤーセはその礼として人々の守り神となった・・・という、伝承が伝えられている。
行って見たのは、正午ころであったが、多くの人々が参拝に訪れ、花を手向けて何か祈っている。狭い祠では10数名の人々で溢れ、祠の外にも待機している。
中華圏では鬼は忌み嫌われる存在である。しかしここでは、怖い存在ではあるが、人々の参拝対象となっている。日本でも鬼が島の鬼退治や秋田の『なまはげ』等、怖い存在ではあるが、なんとなく親しみさえ感じる。ここにもラワ族と日本の深層での繋がりがあるのであろうか?。