サイバージャヤ滞在中は数カ所の博物館へ行ってみた。まずセレンバン州立博物館である。
ミナンカバウ族の伝統住居(ルマ・ガダン)である。それは過去に『ルマ・ガダンを見て』と題してUP Dateしている。その住居の屋根は両端がせりあがっており、水牛の角を象ったものと云うが、舟形に見えなくもない。興味をひくのは高床式住居であること、日本の弥生期の高床式住居とはややことなるが、高温瘴癘の地で魑魅魍魎の害を避けるためである。この高床式住居の発想そのものの根源は何処なのか、考え込んだが結論は得られていない。
独立広場周辺には植民地時代の建物が並ぶ。KLの代表的観光地である。KLに旅行すれば必見であろう。
KLの観光地として脚光を浴びている新王宮である。夜景も良いようだが、それは目にしていない。
インド人街の入口で、塔門のコピーを見た。ヒンズーや仏教文様に彩られている。コピーと謂えどもここKLで見るとは、思いもよらなかった。以下、中国正月のイベントやデコである。う~ん、中国華僑の力恐るべし。
滞在先のシタディーンの下層・ショッピングセンターの中国獅子舞。
上の写真は、ショッピングセンターの中国獅子舞とは別の日に行われた、シタディーンの中国正月イベントのひとコマ。
パビリオン・ショッピングセンターの中国正月デコ、毎回派手そのもの。
上から、いずれも12世紀に造像された仏陀立像と菩薩像。中世のマレー半島は仏教が布教されていた。これらを見ていると親近性を感じる。
<続く>