過日、県立古代出雲歴史博物館開催の『古墳文化の珠玉』展に出掛けてみた。当該ブロガーの目から見て新たな発見もあったが、それらは後日紹介したい。
博物館のパンフレット・リーフレット置き場を覗くと、『古代出雲の四大スポット』サブタイトルで『弥生ブロンズネットワーク』なるリーフレットがあった。
そこには、荒神谷博物館と加茂岩倉遺跡ガイダンス、出雲弥生の森博物館、古代出雲歴史博物館の4館が四大スポットとして紹介されている。
目を通すと、スサノオのオロチ退治 オオクニヌシの国造りをはじめ神話を豊かに伝える出雲として
1984・85年 荒神谷遺跡から弥生時代の銅剣358本・銅矛16本・銅鐸6個
1996年には加茂岩倉遺跡から弥生時代の銅鐸39個が出土
1983~92年の調査により西谷墳墓群の3号墓が弥生時代最大級の王墓と判明
2000年には1248年遷宮の巨大神殿の柱が出雲大社境内から出現
かつては『空想の産物』とみなされていた壮大な出雲文化の手掛かりを秘めた四大スポットとある。
10連休中に一度は訪れられたら、古代出雲の輪郭が御理解頂けると考えられる。
この四大スポットと共に、古代出雲関連の展示施設等を順次紹介したいと考えている。
<了>