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今回は、展示されている古代鏡を中心に紹介する。尚、紹介順は出品目録に従っている。
【銅鏡・ベスト・ナイン】
ベスト・ナインとして9面の銅鏡が展示されている。それぞれの時代を代表する銅鏡かと思われる。
紀元前17~16世紀、日本で云えば縄文時代の銅鏡である。考えられないほどの先進地であった。
鍍金対置式神獣鏡は、銅鏡背面に金が鍍金されており、これを宝飾鏡とも呼んでいる。個人的にはこのような宝飾鏡が、魏皇帝から卑弥呼に下賜された『銅鏡百枚』の一部であったろうと考えている。
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