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隋・唐時代の銅鏡で代表的なモノは、海獣葡萄鏡である。その多くは前回【獅子と葡萄の輪舞】とのサブタイトルで掲示した。以下の紹介の中にも何点か含まれている。代表的なモノとして他に、ハ稜鏡や八花鏡などの花卉を手本に外形を形成した鏡が存在する。三国時代以前には見られなかった形である。これらはオリエント、すなわち西方シルクロードの影響とも考えられる。
【隋唐鏡のうつろい①】
四神十二支文鏡 随ー唐 径16.9cm
四神十二支文鏡 随ー唐 径24.8cm
瑞花対獣文鏡 随ー唐 径20.3cm
八瑞獣文鏡 随ー唐 径23.4cm
八瑞獣文鏡 随ー唐 径26.7cm
海獣葡萄鏡 唐 径14.1cm
海獣葡萄鏡 唐 径24.1cm
【隋唐鏡のうつろい②】
瑞獣龍鳳文鏡 唐 径20.4cm
騎馬狩猟文八稜鏡 唐 径16.4cm
双鳳銜綬瑞鳥文八花鏡(そうほうかんじゅずいちょうもんはっかきょう) 唐 径16.4cm
雲龍文八花鏡 唐 径27.5cm
月宮図鏡 唐 径15.6cm
月宮鵲銜綬龍濤文八花鏡
<続く>