<続き>
今回窯址現場を実見して感じたのは、サンカンペーン窯址とほぼ完全に一致した印象である。あくまでも想像であるが、サンカンペーンからの陶工により築かれ、似たような陶磁生産がなされたものと考えられる。
後学の好事家のために、インターキン窯址への道程を記述しておく。チェンマイから国道107号を北上、その距離約25kmでメーテンの街の手前にある国道1095号の分岐に至る。そこを通過直進すると2~3kmでメーテンの街にはいるが、そこも通過してメーテン川を渡り約200mでメーガット・ダムに至る道の分岐を右折する。ここで国道107号と別れになる。なおこの右折箇所、つまり国道107号の左肩に案内板(下写真)がある。これを観たら右折すればよい。
右折すると長い緩やかなのぼりになり、そして長い降り坂の途中にインターキン地区のゲートを通過する。そのゲートは屋根付きで、そこから1km程度下って、平地にでると写真の道路案内が見える。
そこを左折すると、人工の小さなクリーク(幅1.5m程度)が流れている。そのクリーク沿いに北上すると同時にワット・パーデンが見えてくる。その前をクリーク沿いに約4km北上すると、小さな十字路に至る(十字路の右角は工場)。そこを左折して20~30m先のT字路を右折し暫く行くとワット・インターキンを示す寺院表示が見える。
この寺院をみて200m程度行くと、目的の窯址と資料館の裏手に至る。正門へ至るには、その先を迂回することになる。
(写真は裏門)
(写真は正門)
以上説明した道順をグーグル・アースを借用して記しておく、後学の方々の参考になれば幸いである。
最後に、先に示した窯址の全体像以外に、部分発掘された窯が在る。それを紹介してインターキン窯址の紹介を終える。
<了>
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