道祖神は出雲では少ないようだが、社日神や社日塔はそれなりに目にすることができる。塩冶神社に鎮座するとのことで参拝した。
(隋神門)
(拝殿)
(拝殿と本殿)
(塩冶神社由緒)
(境内社・稲荷社)
(荒神社)
(境内社・天満宮)
(境内社)
(社日塔は祠に鎮座していた)
塩冶神社は、出雲国風土記に「夜牟夜社」とあるが創祀年代は不詳とのこと。御祭神等々は下記のとおり。
御祭神
塩冶毘古命、塩冶毘賣命、塩冶毘古麻由弥命、焼太刀天穂日子命
合祀
誉田別命、事代主命、大山祇命、塩冶判官高貞
ここで面白いと云えば語弊があるが、塩冶判官高貞(たかさだ)を祀っている点である。塩冶高貞は、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての武将で出雲国守護、のち室町幕府では隠岐国守護も兼任した。波乱の人生をおくったようで、怨霊を鎮めるために祀られたであろう?その顕彰碑が境内に建っている。
季節は秋も深まり、境内の銀杏は色づき葉は散っていた。
<了>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます