世界の街角

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S'pore NUS Museum #6

2018-05-05 07:36:15 | 博物館・シンガポール

<続き>

以下3点は、所謂鈞窯とよぶ青磁である。釉は乳青色で青磁(日本で澱青釉とか月白釉と呼ぶ)の範疇としている。紅紫色の斑文を持つものもある。キャップションには藍釉磁と記している。

藍釉彩絵香炉 河南鈞窯 元 1206-1368年

藍釉磁碗 河南鈞窯 金 1115-1234年

藍釉斑彩磁碗 河南鈞窯 元 1206-1368年

青白釉刻花双魚紋磁碗 江西景徳鎮窯 宋 960-1279年

双魚紋は龍泉の専売特許のように思われるが、吉祥文というからには龍泉のみならず、宋代の景徳鎮でも使われていた。

青釉五管瓶 浙江龍泉窯 宋 960-1279年

左 青磁香炉 浙江龍泉窯 南宋ー元早期 13世紀

右 青磁三足炉 浙江龍泉窯 南宋 1127ー1279年

貼花龍紋青磁洗 浙江龍泉窯 元 1271-1368年

青磁双耳瓶 浙江龍泉窯 南宋ー元 1127-1368年

(所謂砧青磁)

貼花双魚青磁碟 元 1271-1368年

中国では盤を用いず洗(せん)とか碟(せつ)を用いるようだ。

                         <続く>

 


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