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北タイ窯址紀行・カロン#2

2015-06-15 08:08:20 | 窯址・タイ
<ワット・ウィアンカロン陶磁資料館・その1>

 ワット・ウィアンカロンへ行くと、新しい資料館ができあがっていた。事務所らしき建物でピピッタパーン見学を申し出ると、正式オープンはまだだが見学可能と快諾され、写真の女性にガイドして頂いた。

 名前を聞くのを失念した。流暢な英語で説明して頂いた。失礼ながらカロンのような田舎で英語を聞くとはつい思わなかった。下の写真はガイドさんに質問しなかったので、多分誤りであろうが、中央に写るのはサオ・インターキン(ウィアン・カロンの御柱)で、その中程に法輪が取り付けられ、その左右に名前は不明だが、国主夫妻の像かと思われる。仏陀像でもないのに写真のように熱心な信者がいるものである。祈る対象があるだけで救われるのであろう?

 ウィアン・カロンのウィアンとは中世の環濠城郭都市を表す。ガイドさんによるとカロンの環濠は1000年前との説明であった。環濠城郭の全体を示すジオラマが陶磁資料館に展示されていた、その下の写真はワット・ウィアンカロン周辺の環濠である。


 寺院の境内には写真のような横焔式単室窯を模したデコレーションが設置されているほか、これが寺かと思う、種々の構築物満載であった。

 いよいよ陶磁資料館である。最近建築されまだ正式オープンしていないという。つまり開館準備中であり、今後展示物も追加されるであろう。今回はその建物のみ紹介し、展示物については次回紹介する。

 なんとも立派な陶磁資料館である。これらの源資はどうなっているのであろうか?いらぬしんぱいついでに、幾ばくかタンブン(献金)しておいた。








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