<続き>
引続き、展示されていた埴輪の続編である。
(前列左:太刀形埴輪 太刀 藤井寺市 土師の里遺跡 5世紀)
(甲冑形埴輪 短甲 交野市 東車塚古墳 5世紀)
(甲冑形埴輪 冑 藤井寺市 吉室遺跡 5世紀)
(人形形埴輪 頭部分 藤井寺市 青山2号墳 5世紀)
(人形形埴輪 足部分 藤井寺市 青山2号墳 5世紀)
(左 人形形埴輪 巫女 藤井寺市 蕃上山古墳 5世紀)
(中 人形形埴輪 男子 藤井寺市 蕃上山古墳 5世紀)
(右 人形形埴輪 弓持ち人 藤井寺市 蕃上山古墳 5世紀)
(水鳥形埴輪 藤井寺市 津堂城山古墳 5世紀)
前列の小形の水鳥は鴨、後列の2羽の水鳥は白鳥であろう。古代人は、水鳥は悪霊を防ぎ、死者の霊を天界に運ぶ存在と考えられていた。水掻きまでみるこができるリアルな造形である。
埴輪をみていると、稚拙なプリミティブな造形と、上掲の水鳥のようにリアルな造形をみることができる。素人の造形と専門の土師氏集団の造形かと思われる。
<続く>
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