前回といっても2015年3月28日に『KLCC新築現場の左右は中国、前面は韓国』と題して、クアラルンプールの超高層ビルの建設現場に、日本の建設会社はなく中國や韓国の独擅場だと紹介した。リニア新幹線をめぐり、またまた談合とのこと、コスト削減努力をせず、高コストの採算割れ防止の談合。飽きもせず繰り返されるので、企業努力は必要ない。このような会社が経済成長著しい東南アジアや中東で、受注できるはずもない。中国や韓国がこれらの諸国で活躍している姿を見ると羨ましい。
上は2015年3月28日投稿記事の中国鉄建によるホテル・フォーシーズンズの建築現場であった。約3年を経過した現在の姿は以下の通り。
進捗率は90%程度であろうか。前面の双龍グループが手掛けていたコンドは完成していた。
いずれも高層過ぎて、横画面には入りきらないので、高さを感じて頂けないのが残念である。
噺は少し飛ぶが、2年前までは日本大使館周辺は閑静な住宅地であったが、今回行ってみてビックリした。高層コンドやレジデンスの建築ラッシュである。当然ながら日本の建設会社の名前を見ない。
大使館対面は、上写真の手前の建物が立ち並ぶ高級住宅地で、閑静そのものであったが、今後は煩くなるだろう。
KLIAトランジットに乗っていると、超高層ビル新築現場が目に入った。
どこが請け負っているか知らないが、いずれKLの新名所になるであろう。談合に明け暮れず、工期短縮と更なる耐震技術開発、コスト削減工法の開発を進め、世界の建設会社へ名乗りを挙げて欲しいものである。
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