世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

HISチェンマイ支店:ダメなシマネケン

2015-09-21 12:56:03 | チェンマイ
 滞在しているカンタリーヒルズの二マンヘーミン通り沿いに、カンタリーテラスなる商業コンプレックスが在る。そこの3階がHISチェンマイ支店であり、滞在者にとっては何かと便利である。特に当該ブロガーのように、チェンマイでは一切カードを使わない者にとっては、日系での現金決済は有難いものである。
 過日、KLのインターコンチネンタル予約の為行ってみると、写真のTravel Loverなるタイ語パンフレットが置いてある。見るとタイ国内のHIS各支店に配置しているようだ。表紙には京都特集とある。
東京・京都・大阪のゴールデンルートについては、HISのみならず日系各社がタイ語パンフレットでツアーを紹介している。数ページを捲ると秋の紅葉特集として、下の写真の各地が紹介されている。
ツアープランが記載されているのは、北海道、青森、岩手、山形、栃木、千葉、東京、長野、石川、奈良、大阪、兵庫、広島、福岡、熊本、鹿児島である。北海道と奈良を除けば、いずれも新幹線が走っているのだが・・・。
 更に数ページを捲ると、そこから漏れた福井県が2ページに渡って紹介されている。多分HIS自体が紹介したわけではなく、福井県が枠を購入して記載してもらったものと思われる。
 我が地元、シマネケンは何もしないことで有名である。なるほどパンフレットにはシマネケンのシマの字さえ記載されていない。訪日外国人の零点数パーセントしか来県しないというが、何もしないで来るはずがない。福井県などは自県のPRに余念がないのと比較すると、何をしているのか?
 BKKに出先機関を開設しているのに、出先の役人は何をしているのか?BKKに出ている日系旅行会社に売り込みをしているのか?高い県税を支払っているものとして、看過できない無策ぶりである。
 チェンマイは古くから銀細工で有名である。島根には石見銀山が世界遺産に登録されている。タイアップしてタイ人に島根の観光地を売り込んで欲しい。



プロメナーダでビザ延長

2015-09-20 10:08:58 | チェンマイ
 Promenadaを当地ではプロメナーダと云う。空港近くのイミグレ・オフィスが手狭になり、プロメナーダに8月に移転し業務開始している。ツーリスト・ビザの1カ月延長手続きに、先日出向いた。以下その噺である。

 プロメナーダは初めてである。最初の写真は全貌どころか、その三分の一も写っていない程広い、とういうか馬鹿デカい。移転したイミグレは韓国系カフェのトムトムの真下の地階にある。

 滞在先を出発したのは午前7時、イミグレ到着は7時半頃、既に写真の行列である。掲示板をみると開始時間は8時半とあり、写真のように椅子を持ち出して待つがリタイヤメント、ツーリスト、90日等々のカードが立っているので、必要なところに並ぶことになる。我々はツーリスト・ビザの30日延長なので、ツーリストのプラカードで順番を待った。前から5番目と6番目である。
 8時30分になった。係員が番号札を配布し、その順番で申請用紙を受け取り、必要事項を記入して呼び出しを待った。
 呼び出しは9時10分頃で、その場で手数料1900Bを支払い、30日延長のスタンプが押されたパスポートを受け取った。意に反して早く終了し、気が抜けた。今まで長時間要したのは何であったのか?
 尚、イミグレの隣が写真屋兼コピー屋さんで、写真を忘れた或いはパスポートや必要添付書類を忘れた方でも、写真を撮ったりコピーができる。料金は利用していないので?

 プロメナーダにテナントで入っているリンピンに、オイスターバーがあると聞いており、一度行ってみたかった。今そこにいるのだが、時間が早すぎて開店していない。2時間も3時間も待つのは嫌なので、早々に滞在先に戻ることにした。

タイ語書籍「クルアンパンディンパオ(陶磁器)」より

2015-09-17 07:49:36 | 陶磁器
過日、写真のタイ語書籍「クルアンパンディンパオ」を入手した。その中のサンカンペーン陶磁3点を紹介する。
 先ず、黒褐釉と灰釉の掛分け壺である。壺の器形はサンカンペーンでは多々見ることができる。頸下に印花文をみるが、印刷の解像度が低く、何の文様か判然としない。目を引くのは両耳であるが、これも判然としない。ち龍?龍?それともナーガ?であろうか?口縁が欠けているが、完器であれば名器のひとつで、限りなく興味を抱かせる。
 盤を2点紹介する。カベットに放射状の刻文をもつ盤を、北タイ諸窯では多々目にする。サンカンペーンもその例に漏れず目にすることができる。刻文にも多々あり、写真のように釉を掛けた後、刃物で胎土まで一緒に掻取るもの、釉薬のみ掻取るもの、鎬状に表現するものがある。
 次の盤は鉄絵双魚文であるが、魚の後頭部に鰭がある魚文は多くない。それもあってか、後絵の盤の魚文には、この種の魚文様を多く見る。








チェンマイの秋の味覚

2015-09-16 15:42:14 | チェンマイ
 チェンマイ大学構内のロイヤルプロジェクトの直売店を訪れると柿、イチジク、白桃、李(すもも)が販売されている。このうち白桃は先月メーサイへ行った時、市場で試食付きで販売しており、味は日本のそれと大きく異なり、水っぽさだけが印象であった。そこで柿とイチジクを購入した次第である。
 柿は西条柿とは形がやや異なるようで、糖度もやや低いような味であるが、それなりである。イチジクは糖度も高く、日本で食べる味と同じで申し分ないが、価格は当地としては高めの設定で5個300円強であった。
 それにしても20年前、当地に赴任していたが、当時はこのような果物はなく、ロイヤルプロジェクトの北タイを豊かにする活動は、着実に成果に繋がっているように感じた。