先日本校の造形展が大盛況のうちに終了しました。中でも目を引いていたのが特別支援学級のさくら組の子どもたちが作った「ウルトラマン」です。
私も元は特別支援学級の担任でしたから、さくら組の子どもたちとは仲良しです。給食もほとんどさくら組で食べています。普段からさくら組の子どもたちが一生懸命に怪獣とウルトラマンを作っていたことを知っていた私は、何か手伝えることはないかと思い、この様子を円谷プロダクションに伝えることで何か進展が見られるといいなと、半ばダメ元で円谷プロの「お客様問い合わせフォーム」に造形展の紹介をしてみました。メールでの答えには日数を必要とする、とか、私的に作ったウルトラマン関係の造形物を許可なく展示発表するな、とか、ホームページ上にはかなり厳しいことが書いてあり、期待するだけ無駄かも?と諦めムードで毎日メールをチェックしておりました。当日になってもメールは来ず、まぁこんなものだろうと諦めムードで出勤したのですが、何と円谷プロからの郵便物が職員室の私の机の上に乗っているではありませんか!しかも開けてびっくり!中身はウルトラマンからさくら組のみんなへのお手紙だったのです!職員室中を巻き込んで大騒ぎしてしまいました!さすが世界の円谷プロ!子どもたちに夢を伝える仕事をしているだけのことはある!
私からの簡単な紹介メールには「さくら組のみんながウルトラマン作りに励んでいること」と「よろしければ見に来てくださいね」ということが書いてあったのですが、まさかウルトラマンから「宇宙からもよく見えますよ」なんてお手紙が来るとは!当然ですが、一番興奮していたのは私。でも、私だけではない。さくら組の子どもたちの他にも、純粋な子どもたちはさくら組へ駆け込んできて、「本物のウルトラマンから手紙が来たんだって!?」と私の顔を見るたびに嬉しそうな顔で声をかけてきました。しかも、低学年だけでなく、高学年までも。こんなに効果があるとは!恐るべし!ウルトラマン!!
平成の世に入ってからウルトラマンシリーズがテレビ画面に復活して、今の小学生たちはちょうど「平成ウルトラマンシリーズ」を見て育った子どもたちです。我が家でも再放送があれば未だに見ているくらいウルトラマンは人気者です。円谷監督が語ったとされる「子どもにはヒーローが必要だ」で始まったウルトラマン。社会現象にまでなり、お話の内容には社会を風刺する内容も多く見られた番組です。私も初代から80(エイティ)までお世話になった子どもです。すごいな、かっこいいな、だけでなく、物言わぬヒーローはその姿、態度だけで子どもたちに何が正義で何が悪なのか、ただ怪獣を倒すだけでなく、どうすることが正しいのかを、子どもたちに訴えかけてくれていました。最新のウルトラマンメビウスでは我々お父さん世代が見たウルトラマンをもう一度登場させて、当時の世相を振り返りながら、ウルトラマンを通して制作者サイドが伝えたかったことをもう一度解説していただき、理解が深まった番組でした。
そんなウルトラマンを生み出し続ける、いわば夢を伝え続ける円谷プロと、ほんの一時でも直接ふれあえたことは、自分にとっても、さくら組の子どもたちにとっても大きな出来事でした。私からの訴えというよりは、さくら組の子どもたちの一生懸命さに応えてくれたウルトラマンというキャラクターに、「夢を伝える仕事」のすばらしさを肌で感じた一瞬でした。夢を見させていただいたお礼を、円谷プロにお返しすべく、造形展の様子を写真にして送ろうと思います。
私も子どもたちに夢を持たせてあげられるような教育をしたいと思います。
私も元は特別支援学級の担任でしたから、さくら組の子どもたちとは仲良しです。給食もほとんどさくら組で食べています。普段からさくら組の子どもたちが一生懸命に怪獣とウルトラマンを作っていたことを知っていた私は、何か手伝えることはないかと思い、この様子を円谷プロダクションに伝えることで何か進展が見られるといいなと、半ばダメ元で円谷プロの「お客様問い合わせフォーム」に造形展の紹介をしてみました。メールでの答えには日数を必要とする、とか、私的に作ったウルトラマン関係の造形物を許可なく展示発表するな、とか、ホームページ上にはかなり厳しいことが書いてあり、期待するだけ無駄かも?と諦めムードで毎日メールをチェックしておりました。当日になってもメールは来ず、まぁこんなものだろうと諦めムードで出勤したのですが、何と円谷プロからの郵便物が職員室の私の机の上に乗っているではありませんか!しかも開けてびっくり!中身はウルトラマンからさくら組のみんなへのお手紙だったのです!職員室中を巻き込んで大騒ぎしてしまいました!さすが世界の円谷プロ!子どもたちに夢を伝える仕事をしているだけのことはある!
私からの簡単な紹介メールには「さくら組のみんながウルトラマン作りに励んでいること」と「よろしければ見に来てくださいね」ということが書いてあったのですが、まさかウルトラマンから「宇宙からもよく見えますよ」なんてお手紙が来るとは!当然ですが、一番興奮していたのは私。でも、私だけではない。さくら組の子どもたちの他にも、純粋な子どもたちはさくら組へ駆け込んできて、「本物のウルトラマンから手紙が来たんだって!?」と私の顔を見るたびに嬉しそうな顔で声をかけてきました。しかも、低学年だけでなく、高学年までも。こんなに効果があるとは!恐るべし!ウルトラマン!!
平成の世に入ってからウルトラマンシリーズがテレビ画面に復活して、今の小学生たちはちょうど「平成ウルトラマンシリーズ」を見て育った子どもたちです。我が家でも再放送があれば未だに見ているくらいウルトラマンは人気者です。円谷監督が語ったとされる「子どもにはヒーローが必要だ」で始まったウルトラマン。社会現象にまでなり、お話の内容には社会を風刺する内容も多く見られた番組です。私も初代から80(エイティ)までお世話になった子どもです。すごいな、かっこいいな、だけでなく、物言わぬヒーローはその姿、態度だけで子どもたちに何が正義で何が悪なのか、ただ怪獣を倒すだけでなく、どうすることが正しいのかを、子どもたちに訴えかけてくれていました。最新のウルトラマンメビウスでは我々お父さん世代が見たウルトラマンをもう一度登場させて、当時の世相を振り返りながら、ウルトラマンを通して制作者サイドが伝えたかったことをもう一度解説していただき、理解が深まった番組でした。
そんなウルトラマンを生み出し続ける、いわば夢を伝え続ける円谷プロと、ほんの一時でも直接ふれあえたことは、自分にとっても、さくら組の子どもたちにとっても大きな出来事でした。私からの訴えというよりは、さくら組の子どもたちの一生懸命さに応えてくれたウルトラマンというキャラクターに、「夢を伝える仕事」のすばらしさを肌で感じた一瞬でした。夢を見させていただいたお礼を、円谷プロにお返しすべく、造形展の様子を写真にして送ろうと思います。
私も子どもたちに夢を持たせてあげられるような教育をしたいと思います。