夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

江戸時代の文化を今に伝える

2012-10-15 05:00:41 | Weblog
 昨日、学区で行われたお祭りを見に行きました。来年で創立140周年になる本校は、旧東海道の宿場町にあります。その東海道沿いの古い町並みや通り、そして南北に鎮座する鳴海八幡宮と成海神社を起点に表町と裏町から総勢9台の山車が練り歩きます。まるで飛騨の高山祭りのようです。
 学校のすぐ近く、坂の下にある町の一角から出発したばかりの山車がありました。その綱を一生懸命に引っ張る、本校の特別支援学級の女の子に会いました。祭りで私が来るとは想像していなかったのでしょう。嬉しそうな顔で迎えてくれました。お母さんに祭りの見所をレクチャーしていただき、街道沿いを北側の成海神社へ向かって、カメラ片手に散策しました。100m位歩くと、先行している山車がいました。その周辺には真っ赤な法被を着た地域の子どもたちが。(写真はクリックするとみんな本来のサイズで見ることが出来ます。)地域ごとに色の違う法被を着ているそうで、とてもカラフルです。刺繍も凝っています。流石は江戸の昔から続く伝統。旧東海道沿いには鳴海絞りの祭り暖簾と提灯が並んでいます。何とも情緒あふれる町です。振る舞い酒などもあり、車で来たことを後悔しました。猩々に先導される山車もありました。途中、こだま教室のSちゃんYちゃんの法被姿に出会い、感動!彼女たちも力一杯山車を引っ張り、神社の坂道を勢いよく駆け上がってくる姿を絶好の場所で見ることが出来ました。神社に曳き揃った山車は4台。お神楽の奏上後、お昼の部は終わりました。お父さん達も楽しそうです。一緒にビール飲みたかった・・・。御神酒が配られ、目の前を通り過ぎていく・・・。
 夜の部が始まるまで学校で休憩し、いざ再登校、ならぬ再参詣。神社には既に灯の灯された提灯でドレスアップされた山車と大勢の観客。クライマックスは駅前の大通りに9台が曳き揃うのですが、途中、道路の真ん中で山車の「見せ場」があります。SちゃんYちゃんのお父さん達が担ぎながら山車をその場で回します。提灯が揺れながら光の尾を描く姿は正に幻想的。スローシャッターで撮ると
 駅前の大通りに9台並んだ姿は壮観な眺めでした。歴史と伝統を今に受け継ぐ学区に赴任できたことを、とても喜んでいます。来年度はもう一つの神社、鳴海八幡宮の方にも足を伸ばしてみたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする