夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

次男の卒業式

2016-03-04 19:30:50 | 教育・躾全般
 一日中、車の中も、教室のコンピュータからも、Little Glee Monsterの「青春フォトグラフ」がエンドレスリピートされています。
 今日は中学校で卒業式がありました。私は行きませんでした。毎日学校がつまらないだの、クラスで浮いているだの、友だちはよそのクラスにしかいないだの、心配になるようなことばかり言い続けた3学期でした。確かに良いとは思えない学級で、息子自身の頑固さ・真面目さも手伝ってか、異常に明るい、いや、崩壊寸前の教室が息子にとって居心地が良いわけはありません。私だってそこにいたら息子と同じ文句を言うだろう。よく耐えた3年間だった。「あいつも3年間頑張ってきた男なんだ・・・。」と田岡茂一監督の言葉が・・・。違う使い方ですけど・・・。学年の半数近くが推薦で決定してしまうような学校です。長男の時も、ちゃんと公立高校の一般入試を受けたのは何人いたのか?というほど、推薦入試で片付けてしまう学校です。もちろん、「入れるであろう」学校しか受けさせません。そして、その卒業生たちは、入試で闘う気概がないので、大学へもほとんど行かない傾向にあります。かなり多くの卒業生が高卒で公務員試験を受けて安楽な道を選ぶ。それが悪いとは言いませんが、そういった子どもたちや親たちが多い学区なのです。だから、推薦で決まった子どもたちは最後まで授業に参加する意思はありません。出席日数も足りるからと、あそびに出かける子どもたちもいました。これでいいのか?日本人!!
 次男は来週から始まる一般入試のことで頭がいっぱいです。イライラして当たり散らすことは滅多にないですが、先日妻が息子にふざけて茶化したせいで、彼は激怒!今までの鬱憤を晴らすべく、罵詈雑言を浴びせかける始末。端で聞いていてこれはまずかろうと思い、妻をたしなめる前に、息子に苦言を言いました。するとあまりにも生意気な暴言を吐いたので、勘違いをするなと怒鳴りつけてしまったところです。私に怒鳴られたことなど生まれて初めての彼は、豆鉄砲を喰らった鳩のような顔をして驚き、無言で自分の部屋へ戻りました。暫くムッとしていたようですが、そこは男の子。後を引きません。二日ほどしたら元に戻っていました。
 今日の卒業式では、歌の大好きな息子が大きな声で卒業の歌を歌っていたそうです。来週からの入試に向けて、気分も吹っ切れたところでしょう。自分で身の回りの困難を排除できなければ、これから先、社会の役には立てません。心を強くできなければ、武道を習わせた意味が無い。数は少なくとも、精鋭の友だちに囲まれて、楽しい3年間だったと母親に言ったそうです。私の援助は必要なくなった次男です。きっと高校でも自分で考えて行動するでしょう。
 もうすぐ娘の卒業式です・・・。そっちの方が心配で・・・。
コメント
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