いつも、このブログをお読みいただいて、有難うございます。
読者は、高校生、中学生、浪人生、大学生、大学院生、一般社会人、学校の先生と千差万別です。
日暮思うことを、書き綴った内容ですので、参考になったりならなかったりとツブぞろいの内容とはいえません。ご容赦を願います。
ただ、このブログをお読みいただいて、何らかのヒントになれば幸いです。可能な限り、書き続けますので、今後ともご愛読くださいますようお願い申し上げます。
さて、表題の件について。
世の中には色々なタイプの生徒がいます。中学の頃は、部活に遊びに忙しかった生徒が、高校2年生の記念祭を境に、受験モードに切り替え、一気に難関校への現役入学を果たすことも、ままあります。その一方で、常に高得点をキープしてきたのに、肝心な高校3年生の対外模擬試験で、英語の成績が最後まで伸び悩み、最終的にランクを下げて、AO入試、もしくは学校推薦で何とか事なきを得ることもあります。例えば、今お話したケースは注意を要します。当事者の生徒にヒアリングをしたところ、耳を疑う勉強方法を彼はしていたのです。高2までの学校の実力試験は課題テストの性格が強くて、しっかり範囲が指定してあり、その範囲をくまなく学習しておけば、結果として好成績を上げられます。かれは、範囲の英文その他をほとんど暗記して試験に臨み、好成績をづーと維持してきたのでした。そのため、対外模擬試験のように、範囲がなく、どの問題文も初見である英文を前にすると、彼の実力は全くないに等しくなってしまったのです。
普段から、本当の実力をためたければ、真面目に、英単語、英熟語、基本構文をしっかり理解し、覚える努力が必要なのです。それを頼りに英文を攻略するのでなくては、真の実力は身につきません。これは、普段の学習段階から意識するべきことだと思います。
また、入試まで残り3ヶ月からが大切で、ここで一気に実力を伸ばす人がいます。なるべく早めに、センター試験のめどを立て、二次試験対策を立てて下さい。
粘り強く最後まで諦めないことが、その人のもつ人間力なのです。
学校の授業を大切にし、級友を大切にし、両親初め家族を大切医する人には、ちゃんと人間力が自然と見についているものです。
最後まで諦めずに、この冬を乗り切ってください。明るい春が、貴方をきっと待っていますから。