悔しい銀メダル その２

かあさん、僕のスコアブックどこに行っちゃったんでしょうね。
ほら、いつも持っていた、青いスコアブック

そうなんです。スコアブックが行方不明
なので、これからの記述は間違っているかもしれません

さて、決勝戦。
ウチが先攻で始まります。
ヘッドが「アレッ、午前中とキャッチャーが違うな。
サードも違うよ。ピッチャーはあの左だったけど」
サードを見れば、確かに高校生みたいにデカいのが、
背中の2がやけに小さく見える。
なめられたね。こりゃ

なんて、思っているうちに
2番の慎がフォアボールで出塁。
盗塁を決めて、一死二塁。
確かに、キャッチャーのセカンド送球も今ひとつ。
これなら走れるじゃん

3番のマツは、サードゴロ。
デッカイサード君難なく捕球。ランナーの慎を牽制して送球モーション。
慎が進塁を試みる。モーションは偽投でした。セカンドへ送球
これが悪送球。ボールはライトへ。
やった、先制点。と思ったら、慎はサードでストップ。
打者走者の俊足マツはもう二三塁間の半分以上来てて、慌ててストップアンドバック。
ベンチの子は慎にＧＯの指示。
ボールがサードに帰ってきた。
しかし、これも悪送球。で2点先取

「なんで、止まったの？」
「サードコーチがストップ。って」
サードコーチを見るとＯックンが頭抱えてる

普段、こんな変な事をするチームと
戦った事ないから、ビックリしてるんじゃないの

結局、ウチが点を挙げたのはこの回のみ。
２回に二死二三塁を作ったけど、下位打線では返せませんでした。

３回、相手守備位置がゴロゴロ変更
「ゲッ、本気になっちゃった」
まぁ、ナメテくれたおかげで貰った２点。

後は、エースがどこまで持つか。

思いのほか、長くなったので
続きはまた

しかし、スコアブックどこ行っちゃったんだろ